日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

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これまで12回にわたって長々と書いてきましたが、ようやく終わりです。今回のイタリア旅行をざっと振り返りながら、多少は旅行の役に立つ(かもしれない)ことを書いてみようかと思います。

1日目:成田~イスタンブル
2日目:イスタンブル~ヴェネツィア/リド島
3日目:ヴェネツィア/リド島、ブラーノ島、ムラーノ島
4日目:ヴェネツィア~ペルージャ
5日目:ペルージャ/アッシジ
6日目:ペルージャ
7日目:ペルージャ~ローマ
8日目:ローマ
9日目:ローマ~成田
10日目:成田着

9泊10日の旅程でした。地図(Googleマップを加工)で見ると↓こんな感じで移動しています。

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ルートは適当です。たぶん、こんな感じで通ったんだと思います。

ヴェネツィアからフィレンツィエまでユーロスターで行き、そこから在来線で移動しました。ユーロスターは久しぶりに乗りましたが快適でした。途中、時速298Kmと表示されていて本当か?と思ったんですけど、最高速度300Kmらしいので本当だったんでしょう。かなり、早いです。

イタリアで電車に乗るのに不安を持っている人もいるかもしれません。2等車は危険だから1等車に乗った方が良いという話もありますが、これまで2等車に乗って危険な目に遭ったことはありません。ユーロスターの2等車は安全だと思いますし、在来線でも2等車で十分だと思います。

ヴェネツィアについては「世界のどこにもない場所」とよく聞きます。僕は少し性格が歪んでいる捻くれ者なので、「カッパドキアだってマチュピチュだってピラミッドだって世界のどこにもない場所だろう、ヴェネツィアだけが特別なのか?」と行く前は思っていました。

カッパドキアもマチュピチュもエジプトも行ったことはありませんが、似たような景観(奇岩とか山岳都市とか巨大遺跡)の場所は、あるような気がします。でも、ヴェネツィアのような街は、「ない」ように感じました。それほど、魅力あふれる街でした。

ブログの記事では、マルコ・ポーロ空港、ヴェネツィア本島、ムラーノ島、ブラーノ島、リド島の位置関係が良く分からないかもしれないので、地図(Googleマップを加工)を作って見ました。

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ヴェネツィアの位置関係

ヴェネツィアに行ってみて「二日や三日じゃもったいない」と感じました。多くの観光ツアーでは一泊(それも、夕方に着いて翌日昼過ぎに出発する)しかしないようです。それでも楽しめるとは思いますが、でも「もったいない」と思ってしまいます。

僕は旅行会社が主催する「パック旅行(団体旅行)」に懐疑的で、旅行に行くなら「個人旅行」が一番だと考えています。ただ、団体旅行の経験と言えば社員旅行で行った「韓国ツアー」(添乗員1人に社員6人だけのツアー)だけなので、団体旅行について正確に語ることはできません。

それでも、旅行に行って日本や海外の「団体旅行」のご一行様とは、観光名所やレストランで良く遭遇しました。それを見ていて思うのは、一つには「自由度がない」ということで、もう一つが「異文化」に触れる機会がない(減少する)と言う事です。

ローマの最初の夜のリストランテで、この両方の実例に遭遇したのでネガティブな内容ですが書いてみます。

その夜、いつも行くリストランテがオーナーが亡くなったため閉店してしまっていて、その店で働いていた顔見知りのスタッフが移っていた隣にある日本人旅行者には有名なリストランテに行きました。

テーブルに案内されて周りを見たら「日本人しかいない」のです。いくつかの部屋があるのですが、個人客は僕たちだけで他は日本人の団体客でした。彼らは大声で話しているので会話が良く聞こえるのですが、どうやら食事の自由度はないようでした。

この店では「日本語が話せるスタッフ」が居て、日本人のテーブルにはそのスタッフがやってきます。コースが決まっていてメインを「魚か肉」で選ぶだけのようでした。飲み物はオプションで、頼んだ人は追加でお金を払っていたようです。ここだけでなく、これまでレストランで見かけた団体旅行の人達も同じでした。

僕らのテーブルには、顔見知りのスタッフが来たので「(メニュにない)フォルマッジョとプロシュートとかサルシッチャの盛り合わせは出来る?」「今日のお勧めは?」等と会話しながら料理を注文しました。団体旅行だと、こうした料理の「自由度」は望めません。

イタリアは融通の利く国で、自由度がメチャある国です。レストランでは、メニュにない料理でも「出来る?」と聞けば作ってくれます(もちろん、材料があればの話ですけど)。別に追加料金を取る訳でもありません。この店でもメニュになかった「盛り合わせ」を作ってくれました。

盛り合わせ
プロシュートやフォルマッジョの盛り合わせ

ただ、この店は全体的にお高く、他の注文したフリットやラザニアは、とても残念な味でした(特にラザニアなんて客に出すものとは思えない)。今回の旅行で一番残念な夕食でした(オーナーが自分のブログで他店を「不味い」と言っているので僕も感想を正直に書いてみました)。

我が家にとって海外旅行とは「異文化」と触れあうことが最大の目的です。それは、その国の観光名所を見たりブランド品を買うことだけではなく、その国の人と少しでも触れあうことです。会話をしたり、彼らの食の好みを味わったり、考え方感じ方を知ることが「異文化」との出会いだと思っています。

イタリアは、融通が利く国で自由があります。でも、その根底にはキリスト教という「信仰」があります。イタリアの芸術作品の多くはキリスト教の「信仰」が形となったものですし、生活習慣も「信仰」を土台としています。

例えば多くの教会の入り口には、女性用のストールが用意されていました。真夏でしたから薄着やノースリーブの女性が多くいます。キリスト教圏の女性は、教会内に入るのにストールを羽織って露出した肌を隠していました。神や聖人に対する礼儀なのでしょう。

その一方で、ヴェネツィアではトップレスでボートに乗っている女性がいました。僕たちの乗っていたヴァポレットに並走していたのですが、キャビンの先頭でトップレスの美女が僕らの方を向いて笑っていて、目のやり場に困りました。さすがに写真は撮れなかったなー(笑

トップレスの美女だけを見たら、「イタリア人女性は性に対して奔放なんだなー、ポルノ女優が国会議員になるだけのことはある」、と言う少し軽薄な印象をイタリアに対して持つかもしれません。教会の女性だけを見たら、「信仰心に厚い敬虔なクリスチャン」という印象かも知れません。

この両極端の幅広さがイタリアの自由を端的に表現していると思います。イタリアに行ったら自由に楽しまなくては損です。イタリアとはそういう国です。それなのに、型にはまった自由度のない「団体旅行」でイタリア旅行をすることはバカげていると思います。

個人旅行では航空券、ホテルの予約、移動手段の確保など自分でやらなければならないことが多くありますし、全て自己責任です。でも他人任せの人生が詰まらないように、他人(旅行会社)任せの旅行で本当に満足できるとは思えないのです。

人生は旅に例えられます。であれば、自己責任で旅を楽しむことが、充実した旅行になるのではないでしょうか。イタリアに行こうと考えている方がいらっしゃれば、個人旅行で楽しんできて欲しいと思います。

そのために、今回の旅行記が少しでも役に立てば嬉しいです。今回の旅行で撮った写真の中から「祈り」をテーマにしてフォトブックを作って見ました。あまりアクセスがないのでブログで紹介しました(笑 ⇒ Photo Presso
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ナヴォナ広場に近いCampo de Fioriの朝市に行って来ました。娘が朝市というものを見たいというので、午前中なら暑くないだろうと思ってホテルからローマ市内を散歩がてら行ってみました。

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朝市の光景

この朝市は有名らしく観光客も多いと聞きましたが、思ったほど観光客はいませんでした。果物や野菜の屋台が多くて、果物が美味しそうで安いのです。

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色とりどりの野菜やフルーツ

市場なので野菜や果物は基本キロ売りです。1Kgは食べられないかなとフルーツを見ていたらカップに入った「Glass of Fruit(何故か英語)」が2ユーロで氷漬けされていました。

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写真中央にあるのが「Glass of Fruit」2ユーロ

カップの大きさはスタバのグランデくらいです。ブドウが串に刺さっていて、中身はスイカ、メロン、桃、洋ナシ、イチゴがカットされています。結構なボリュームで2ユーロは、安い。

妻はブドウを一房買って娘と二人で食べていました。一房で2ユーロくらいだったそうです。

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妻が買ったブドウ

その他にも、フルーツが美味しそうでした。

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良く熟したプラム

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瑞々しい桃

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茄子とかジャガイモとかトマト、ズッキーニ

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メロンとかリンゴとかブドウとか桃、試食もできる

野菜や果物だけでなく、乾物も沢山ありました。パスタやドライ・トマト、ドライのフンギ・ポルチーニ、オリーブオイルなどなど、見て回るだけでも楽しめます。

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沢山の種類のパスタ

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イタリアンカラーのファルファーラ

広場の周りはカフェだらけなので疲れたら直ぐに休めます。観光客にも良く知られている市場だそうですが、地元の人たちも買いに来るので観光客価格にはなっていません。ローマっ子の台所を除く気分でお買いものが出来て楽しかったです。
ダン・ブラウン原作「ダヴィンチ・コード」は、物議を醸しながらも全世界で7000万部の大ヒットとなり映画化されました。映画の続編(原作では、こちらが先)となった「天使と悪魔」は、ヴァチカン市国やローマ市内が舞台になっています。

サン・ピエトロ大聖堂やパンテオンに行く予定だったので、「天使と悪魔」の舞台を一回りしてみようと思いましたが、全部は回りきれなかったので部分的に回ったところの紹介です。

映画に登場する主な舞台は、ファンサイトによると次のものです。

サン・ピエトロ大聖堂
システィーナ礼拝堂 ⇒ ヴァチカン美術館内ですが、撮影禁止です。
サンタ・マリア・デル・ポポロ教会 ⇒ バスで通過。
サンタ・マリア・デラ・ヴィットリア教会 ⇒ 行ってません。
バルベリーニ広場 ⇒バスで通過。
ナヴォーナ広場
サンタンジェロ城 ⇒行ってません。

殆ど行けなかったけど、この他にパンテオンとかも出てきたような気がします(間違ってたらご免なさい)。

出発は、サン・ピエトロ大聖堂です。ここには、ミケランジェロの作品で最も好きな「ピエタ」があります。中学生の頃だったと思いますが、美術の教科書に載っていた「ピエタ」を見て大理石なのに布のような質感に驚き、いつか必ず見たいと思った作品です。

前回のイタリア旅行で初めて実物を見て感動しました。

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ピエタ

サン・ピエトロ大聖堂のドゥオモの荘厳さも特筆すべき点だと思います。ドゥオモには登れるので娘は毎回登るのを楽しみにしていたのですが、今回は閉館になってしまい登れませんでした。

普通はエレベーターで途中まで登って行けるのですが、娘は一番下から階段で登るのが夢で今回こそ登ると決めていた様なので残念がっていました。我が娘ながら変わった性格だと思います。下から歩いていくのは、かなりきついと思います。

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サン・ピエトロ大聖堂のドゥオモ

ヴァチカン市国には、教皇の衛兵として「スイス人衛兵」が常駐しています。カラフルな独特の制服で知られていますが、一説にはミケランジェロのデザインと言われていますが、20世紀になって決まったようなので実際は違うようです。

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スイス人衛兵

閉館時間だったためか、スイス人衛兵が子供達と記念撮影をしていたので、これは滅多にないチャンスだと思って娘も一緒に撮らせてもらいました。娘の良い記念になりました。ただ、衛兵が「子供だけ」と言っているのに、ちゃっかりと撮っていた大人がいたのは残念でした。

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サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂の前には、サン・ピエトロ広場があります。前回は、元日に来たので広場の地面が見えないくらい人がいてびっくりしました。ベネディクト16世の新年の挨拶がある時間だったので、幸運にも法王のスピーチを聞くことが出来ました。

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「天使と悪魔」に出てきた「西」を示すサン・ピエトロ広場のレリーフ

サン・ピエトロ広場を囲む回廊の柱は、このように(↓)三列になっています。

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三列になっている回廊の柱

しかし、知っている人は知っている有名なトリヴィアですが、広場のある場所からみると、このように(↓)一列に見えるのです。

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まず、正面

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左側。正面の建物の最上階の右から二番目が法王の部屋

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右側

見事に一列に見えます。サン・ピエトロ広場に行ったら、是非この場所を探してみて下さい。ヒントは、↓の写真です。

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ここから見ると一列に見える

「天使と悪魔」では、次の法王候補が次々と殺害されて行きます。原作と異なり生き残った候補が投げ込まれた噴水があるのが、ナヴォナ広場の「四大河の噴水」です。

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ナヴォナ広場

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「四大河の噴水」

ナヴォナ広場から少し歩くとパンテオンがあります。確か映画にも登場したと思うのですが、記憶違いかもしれません。

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パンテオン

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パンテオンのドゥオモ。「オクルス」から射し込む光

映画のパンフレットやジャケット等で使われている右面が天使、左面が悪魔になっている像(天使と悪魔像)は実在していないそうですが、パンテオンの天使像(↓)をモチーフにしたんじゃないかと勝手に想像しています。

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天使の像

「天使と悪魔」とは関係ありませんが、ローマ市内を歩いていて見かけた建築物です。

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ヴィットリオ・エマヌエーレ二世の記念碑

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イエズス会の本部、ジェス教会

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アドリアーノ教会の列柱

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フォロ・トラヤヌス。右の柱は記念柱

ローマ市内には至るところにローマ時代などの古代遺跡がゴロゴロしています。本気で見て回るには一カ月あっても足りないかもしれません。これまで行っていなかった所をたくさん回ろうと思ったのですが、残念ながら暑さのため断念しました。

それでも、テルミニからオペラ座を通り、ナショナル通りをエマヌエーレ二世記念碑からフィオーリ広場、ナヴォナ広場、パンテオン、トレヴィの泉まで歩きました。そこかしこに歴史のありそうな寺院や建物、広場があり楽しめました。

やはり、自分の足で歩いて回るのが旅の楽しみだと思います。
地下鉄が工事中で動かないので振替運行のバスでOttavianoに向かうことにします。臨時のバス路線は、地下鉄A線のルートをなぞるように走っています。そのため、ヴァチカンに行く通常の路線と異なり、かなり大回りになっています。

ヴァチカン美術館は基本的に混んでいます。人類の至宝であるシスティーナ礼拝堂「最後の審判」が一番人気ですが、それだけが見どころではありません。しかしヴァチカン美術館は広くて、その全てが素晴らしいので時間がいくらあっても足りません。

今回もインターネットで予約していきました。ローマに昼過ぎに着くので余裕をみて3時の予約を取りましたが、この時間だと予約しなくても余り変わらなかったように思えました。午前中の方が混むようです。

今回三回目の訪問ですが、毎回ルートが異なっているように思います。今回は、中庭を抜けて大理石の彫像が並んでいるところを通過し、二階の回廊を中庭を見ながら回ってエトルリア時代やエジプトの発掘品などを観て、大理石像のならぶ回廊から地図の間を通って、ようやくラファエロの間に至りました。

そこから、近代美術のコレクションを経て、やっとシスティーナ礼拝堂です。入館が遅かったので、ここまでを約1時間で駆け抜けました。ゆっくり見るなら午前中から入館しないとダメですね。

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棺のふたの像

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ラオコーン

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床のモザイク

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中庭、向こうに見えるのはサンピエトロ大聖堂のドゥオモ

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地図の間の天井

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ペルージャの古地図

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ラファエロの間「アテネの学童」

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何故かあったレオノール藤田嗣治

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らせん階段

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初めて見た閉まっている入口。要塞みたい

「最後の審判」は、数年前に日本企業も出資してきれいに洗ったので、鮮やかな極彩色に彩られています。洗う前のくすんだ色合いを好む向きも多いようですが、僕はミケランジェロが描いた当時を再現した今の方が好きです。

やっぱり何度見ても素晴らしいです。首が疲れるのが難点ですが、いつまでも見ていたいと思います。僕はクリスチャンではありませんが、信仰心が芸術に昇華した最高傑作の一つだと思います。
ペルージャからローマまではバスで2時間30分位です。アッシジに行った時と同じバスターミナルから出ています。このバスも日本で言う路線バスなので、色々なところに停まります。電車の旅も良いですが、路線バスで行くのも一味違って楽しいものです。

前回も同じ路線のバスを利用したのですが、今回とは微妙にルートが異なりました。日本の場合、切符を買ってから乗りますが、このバスは乗ってから車掌さんが切符を売りに来るというシステムなのですが、なかなか売りに来ない。

しかも、高速道路の途中のガソリンスタンドで車掌さんが入れ替わったりしています。ローマに入ってから最初にティブルティナのバスターミナルに停まってフィウミチーノに行くのですが、ティブルティナに着く10分位前になって、ようやく売りに来ました。のんびりしていると言うか、何と言うか、ちょっとあせります。

9時発のバスに乗ったのでティブルティナには11時半くらいに着きました。ほぼ定刻です。イタリアの交通機関の時刻表は当てにならないと良く言いますが、今回の旅行では定刻通りに運行していました。

ティブルティナからホテルに近いテルミニまでは、地下鉄B線で4駅です。ティブルティナには地下鉄と国鉄の駅があるのですが、最近になって改装したようで前回とは全く違って近代的なビルになっていて驚きました。経済が冷え切っていると言われるイタリアですが、箱モノにはお金を掛けているようです。

テルミニからホテルまでは徒歩5分です。昼過ぎにチェックインして、直ぐにヴァチカンに向かいました。テルミニから地下鉄のA線に乗ってOttavianoまで行けば、ヴァチカンは直ぐです。

で、テルミニでチケットを買ってA線のホームに向かいます。しかし、A線のBattistini方面行きの構内表示に従って行けども行けどもホームに辿りつきません。ようやく着いたと思ったら入口が閉鎖されていて反対方向のホームから回り込んだら駅員さんから、「ここから乗れないよ」と追い出されました。

どうやらA線のBattistini方面行きは工事中らしくて、バスで振替輸送をしているとのことでした。確かに途中にバス乗り場を示す張り紙がありましたが、まさか地下鉄が止まっているとは思いもしませんでしたので、ただのバス停への表示だと思ってしまいました。

ローマには地下鉄がA線とB線の二本しかありません。そのうち、A線のBattistini方面はテルミニからスペイン広場のあるSpagnaを通ってヴァチカンに行く観光客が最も利用する路線なので、夏休みの観光客の多い時期にわざわざ工事して止めてしまうイタリア人の感覚が全く分かりません。

バスで振替運行するならするで、もっと分かりやすくアナウンスするのが普通だと思うのですが、A4サイズくらいの貼り紙に「Ottaviano方面バス停」としか書いてありません。地下鉄が止まっているという情報のない観光客が地下鉄で行こうとしていて、この張り紙を見ても「バスでも行けるんだ」と思うだけです。

これが日本だったら、一日中「地下鉄停まってます。バスで振替運送中、バスをご利用下さい」って日本語、英語、韓国語、中国語で繰り返しアナウンスしていますね。でも、イタリア地下鉄には、構内放送という習慣はありません。ま、イタリアらしいと言えば、らしいです。

観光収入の多いローマでこんなことしているから経済が悪くなるんだっ!と憤慨しても、動いていないものは仕方ない。張り紙を追って行きましたが、これがまた遠い。そして、ようやく着いたと思ったら長蛇の列。なんといっても観光客の一番多い時期の観光客が一番行きたい場所への振替バスですもの、そりゃ長蛇の列になるよなー。

さっきまでイタリアの交通機関を見直していましたが、前言撤回。イタリアはやっぱりイタリアでした。前振りが長くなってしまったので、ヴァチカン編は次回に。
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