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 著者の橋本淳一郎氏は、SF作家だそうだが物理学者でもある。また、分かりやすい参考書でも知られていて、受験生の間では「物理のハッシー君」と親しまれているそうだが、著者の事は全く知らなかった。

 物理学者の書いた「時間」についての「哲学書」ではあるが、難解な数式は出てこない。しかし、物理学者だけに量子論、相対性理論(相対論)などの物理学を元に「時間」について哲学的に考察している。

 こうした、アプローチの方法は他に類を見ない。著者によれば、物理学者で「時間」に本気で取り組んでいる人はいなくて、哲学者は最新の物理学を無視しているのだそうである。

 それで、自らの知的好奇心を満たすために哲学には素人の自分が、この本を書いたのだそうだ。そこに、物理学にも哲学にも素人の僕は惹かれて早速読み始めた。
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