日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

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衆議院議員選挙が間近に迫っています。投票する政党を判断するための参考になると思ったダイヤモンド社の対談を紹介します。

これは、「外資系企業に転職するエース級官僚たち 民主党政権に若手職員が失望する理由」をテーマに経産省の官僚時代に実名でブログを書き、ご自身の給与明細などを公開していて話題となっていた宇佐美典也氏が、中央大学教授の竹内健氏と行ったものです。

宇佐美氏は経産省を退省されたそうですが、自民党、民主党政権下で官僚として働いていた時の二党の政治家の違いについて語っています(4ページ目から)。

「自民党を褒める」訳ではないと前置きした上で、「自民党政権下では大臣などの有力な国会議員は官僚としっかり議論して物事を決定して」いたが、「民主党政権になってからは、政治家が物事を一方的に決めて官僚を管理する」という方向に変わったとのことです。

そのため、孫さんが頑張った「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」や、鳩山さんが全世界に公約した「CO2の25パーセント削減」も「官僚としっかり議論せずに一方的に決められた」と曝露しています。

さらに民主党が情けないのは、政権取った最初のうちは「官僚が偉そうな事を言うな」と怒鳴っていた議員さんが、マニフェストが実施できなくなった途端に「手のひらを返したように官僚機構に全面的に依存する」ようになったそうです。

この辺は官僚の愚痴とも言えそうですけど5ページ目では民主党政権が、民主主義の根幹とも言える法律上の手続きを「いとも簡単に無視」すると批判しています。

例えば「八ッ場ダム」の建設中止や「浜岡原発停止」といった重要な政策判断も「法律上の手続きを無視して勝手に決めて」しまったと言います。

「浜岡停止は緊急事態だから仕方がない」、と思っている人も多いかも知れませんが100%の確率で巨大地震が明日起きる、と言うのなら緊急事態でしょうが、巨大地震はいつ来るのか誰にも分かりません。更に東北を襲った大津波と同じ規模の津波が来るのかも分かりません。

「来た場合に大変な事になる」というのは、単なる推測であって裏付けがあるものではありません。そして、浜岡を停止した場合、中部電力は浜岡で発電していた分を火力発電あるいは他社からの融通電力で賄う必要があり、そのためには当然のことながら余分なコストが必要になります。そのコストは中電の経営を脅かしかねません。

中部電力は民間企業であり(公共の福祉に反しない限り)自由な経済活動を保証されています。政府が民間企業の経済活動を阻害する権利などないのに、宇佐美氏の言うように「法律上の手続き」を踏むことなく当時の菅直人首相の「鶴の一声(思い付きとも言う)」で停止を「強要」されました。

民主党政権の卑怯なところは、法律違反であることが分かっているので「要望」という形で中部電力に伝えたことです。先ほどの「手のひら返し」もそうですが、民主党の愚劣さが良く分かります。

宇佐美氏は、このような民主党の、「法律上定められたプロセスに則って皆で議論して決めるという民主主義の原則を平気で侵そうとすることに耐えられ」なくて官僚を辞めたそうです。

そして、宇佐美氏だけでなく若手官僚の多くが「民主党に失望」しているという発言は、我が国の将来にとって決して良いことではないと思います。

幸いな事に衆議院は解散し国民に信を問う衆議院議員選挙が行われます。民主党という政党がどのような政策運営を三年間行ってきたのか、それを判断する一例としてこの対談を紹介しました。

12月16日の投票には行きましょう。
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僕は経済学には疎いので、下記の戯言は余り本気にしないで下さい。

我が国には「リフレ派」という経済学者がいるそうです。リフレーションとはインフレのことで、「インフレ派」だと聞こえが悪いので「リフレ派」と名付けたらしいです(コメント欄で他の情報を教えて頂きました。それによると、”インタゲ派”と言うものが元々だったとのことです)。米の経済学者クルーグマン(経済学の大した賞を受賞しているらしいです)の1988年の論文を元にした経済学の一派らしいです。

クルーグマンの論文は、とてもよく出来ているらしいのですが、残念ながら致命的な「論理の穴」があるようです。そのためか、肝心のクルーグマンも金融政策の無効を宣言してしまい、リフレ派は梯子を外されてしまったのですが、未だに学会に生息しているそうです。

自民党の安倍総裁が感化されている三橋貴明氏という作家?がいて、「リフレ派」と同じような事を主張して「供給が増えるとデフレギャップが大きくなる」と言っています。この理論でいうと規制緩和して法人税を下げて生産性を上げるとデフレギャップが進むということになります。

デフレとは簡単に言うと「物価が下がること」(経済音痴なので正しいですかね)。物が安く買えるから良いこっちゃと庶民は思う。それで物をたくさん買ってくれれば良いのだけれど、価格が半分になれば売上が倍になるかと言うと単純に比例関係にはない。

そのため、現在はデフレが更に深刻になったデフレ・スパイラル状態。つまり、物価が下がると企業は利益が減って経営が苦しくなるから、給料を下げたりリストラなど人員削減を行う。

そうすると庶民の生活は苦しくなって、安い物でも買えなくなる。物が売れなくなるから、さらに価格を下げる⇒デフレが進む。でも、売れない。経営苦しくなって・・・以下繰り返し。

この状態の中、構造改革(例えば規制緩和とか法人税減税など)をして生産性を上げて供給を増やすと「デフレギャップが大きくなる」と三橋理論では説明する。だから、供給を減らす=構造改革しないで生産性を減らせば、デフレ解消に向かうという理屈である。

ここで三橋氏の言っている「デフレギャップ」とは、デフレ時における「供給と需要の差」のことで、「本来の供給能力(潜在GDP)」と「現実の需要(GDP)」との差の事を言いたいらしい(三橋ブログから拝借した三橋氏作成の図)。

mitsuhashi.jpg


これを見ると、確かに生産性を上げて潜在GDPを大きくすると「デフレギャップ」は拡大することになる。実に分かりやすい。経済音痴の僕でも理解できる。

でもね、経済アナリストの池田信夫氏のブログによると、

GDPギャップ=(現実のGDP-潜在GDP)/潜在GDP ⇒ 内閣府の定義

なんだよね。

池田ブログによると潜在GDPの推計は生産関数を想定して現実の成長率から資本と労働の寄与を引いてTFP(全要素生産性)を推計し、それに平均的な資本・労働の稼働量を加えて計測するらしい。経済音痴の僕には全く分かりません。

さらに池田ブログから引用すると、コブ・ダグラス型生産関数(簡略化した表記)で書く(いつものようにベキ数を打てません)と、

Y=A*K^a*L^(1-a) ・・・(1)

Y:実質GDP
K:資本投入
L:労働投入(時間)
A:TFP(全要素生産性)
a:資本分配率

こうなるらしい。これも、全く分かりません。

さらに池田ブログからの引用で「潜在GDP」をY※とすると(1)の式から、

Y※=A*K※^a*L※^(1-a) ・・・(2)

となるそうです。平均的な稼働資本をK※、平均的な労働時間をL※としています。

GDPギャップは、(Y-Y※)/Y※と内閣府で定義されているので、(1)と(2)を代入して整理すると、

(K・K※)^a*(L/L※)^(1-a)-1 ・・・(3)

となります。この計算は分かる(笑

この式では生産性を表す「A」が消えていますから、生産性の影響は受けません。三橋氏がGDPギャップを「供給と需要の差」と誤解していることから起こった誤りだと言うことが計算式から明らかになります。

数式は嘘を付きません。

もっとも、コブ・ダグラス型生産関数なるものが正しいのかどうか僕には分かりませんが、内閣府が使っているので、三橋理論より数式の方を取りたいと思います。

自民党は今度の選挙で第一党になって安倍総理が誕生すると予想されます。我が国の首相が、このような誤解に基づいた理論に感化されているのは由々しき問題です。我が国の経済問題を託す訳にはいきません。

従って安倍さんの側近や有識者は、次期首相に経済学のイロハを教えてあげて頂きたいと思います。

※参考
池田氏ブログ:http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51387711.html
内閣府:http://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je07/07f61020.html
三橋氏ブログ:http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11413988329.html

衆議院の解散に伴い衆議院議員選挙(小選挙区比例代表並列)の投票が12月16日に行われます(東京都では都知事選挙とのW選挙)。現時点で下記14政党が候補者を出馬させる見込みです。カッコ内は衆議院が解散した段階での議員数ですが、離党する議員や合併する政党もあるので議員数は一応の目安と考えて下さい。

民主党(234):以下「民主」
自由民主党(118):「自民」
公明党(21):「公明」
国民の生活が第一(45):「国民」
みんなの党(6):「みんな」
日本維新の会(7):「維新」
日本共産党(9):「共産」
社会民主党(6):「社民」
みどりの風(2):「みどり」
国民新党(3):「新党」
新党大地・真民主党(3):「大地」
新党改革(0):「改革」
減税日本(5):「減税」
新党日本(1):「新日」

さて、マーケティングの理論では選択肢が多くなると消費者は選べなくなって売上が減る、ということになっています。14政党は多すぎるように思いますので、どうでも良い政党は無視する事にしたいので取捨選択していきたいと思います。

今回の選挙の争点は、

1)経済対策
2)TPP参加
3)消費増税
4)原発問題

これらが主なものになっていると言われています。しかし、この中で「経済」「原発」に関しては、全ての政党でほぼ一致しています。「経済」に関しては、方法論は違いますが目指しているのは「デフレスパイラルを解消して景気回復」で一致していますし、「原発」に関しても「原発ゼロ」にする時期がバラバラであるものの「脱原発」で一致しています。

この辺まで書いていたら、「日本未来の党」(「未来」)が一夜にして出来て「国民」「減税」「みどり(衆院のみ)」が合流して、「社民」も一緒にはならないもの政策が一致していると同調する動きを見せています。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121127-00000092-mai-pol

「未来」は滋賀県知事の嘉田知事が代表となっていますが、嘉田知事は出馬しないで「国民」の小沢一郎氏が国会代表になるようです。嘉田知事は「卒原発」が持論とのことで、「未来」の政策の基本は「原発問題」のSingle Issueになっています。

これは、相当に乱暴というか無責任な政策で「原発」は経済政策の中のエネルギー対策のOne Matterでしかありません。

「3.11」以降、我が国で原発を新規建設出来る訳もなく、やがて原発は消えていく運命にあります。「脱」でも「反」でも「卒」でも良いのですが、無くなることは自明であってそれを政策の中心にするのはナンセンスです。

原発が無くなった状態でのエネルギー政策のポートフォリオをどうするかが重要なのであって、無くすこと自体に意味はありません。「原発」を選挙の争点にしたいのであれば、原発無き日本のエネルギー政策のポートフォリオを明確にして頂きたいと思います。

エネルギー政策は、原発をゼロにしたら現実的には「火力」に依存するしかありません。石炭なのかオイルなのか天然ガスなのかは意見が分かれるでしょうが、「火力」になることは自明です。そうすると、鳩山さんが宣言した「2020年までに1990年比-25%に削減する」という温室効果ガス削減の国際公約は絶対に達成できません。

また、「人の命」という問題ではWHOの資料があります。

death_rate_par_watts_produced_01.jpg


原子力よりも直接的に人命に影響するのは「火力」です。放射性物質の保管や破棄、事故が起こった場合の補償費などを加えた直接コスト面ではシェールガスなどのほうが安くなるようですが、「人命」「環境」などの社会的コストについて「火力」のリスクは高いということに言及しない政党が多いのです。

したがって「未来」は消しです。自動的に「国民」「減税」「みどり(衆院のみ)」「社民」も消えます。

次に「TPP」ですが、交渉のテーブルに着くこと自体を否定している政党は「消し」です。米国が中心となって環太平洋の新しい貿易ルール作りを画策しているのを、黙って見ている政党に国政は任せられません。

「民主」は「TPP」推進ですが、この三年間の実績から最初からあり得ません。真っ先に消します。

そうすると、ここまでで殆どの政党は消えて、「自民」「維新」「改革」「みんな」の4党だけになります。ん、「維新」は石原代表、「改革」は舛添代表、「みんな」は渡辺代表だから「自民」出身者ばかりになった。

これは「民主」の野田さんが言うように「過去への逆戻り」なのか、「温故知新」と見るかは個人の判断なのだと思います。

※追記(11/30/2012)
朝日新聞の調査では、Twitter上の選挙関連のツイートでは「原発」が最も多いという調査結果が出た模様。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121130-00000007-asahi-pol

ツイートの中身までは分からないけど、大衆の「生の声」が飛び交うTwitterの性格から「原発」に関心を寄せている有権者(未成年のツイートもあるとは思うけど)が多数を占めることが伺えるから、「原発」が選挙の争点になってしまいそう。

「原発」は無視できないけれど大問題ではないと思っているので、この結果からメディアの報道も含めて選挙の争点がこれまで以上に「原発」にシフトされるようだと、日本の将来に取ってもっともっと重要な事が十分に討論されないで投票日を迎えることになりそうで、とても不安になる。

調査したのが日本で唯一のクオリティ・ペーパーと呼べる「朝日新聞」(皮肉じゃありません。「論調」は相入れませんが、クオリティ・ペーパーと呼べるのは朝日だけだと思っています)であるのも不安に拍車を掛けます。何と言っても日本の知識層に最も影響力のある新聞ですから、メディアの争点も「原発」中心になる気がしています。
PC遠隔操作の「真犯人」を名乗る人物から、位置情報(GPS情報)が残された写真が添付された事件で報道によって残されていた位置情報が横浜だったり千葉だったりするので何かおかしいな~と思っていたら、↓の記事を見つけました。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1211/14/news029.html

この記事の「※編集部注」の部分に書かれていますが、「真犯人」を名乗る人物はiPhoneを使って撮影していると報道されていたので残された位置情報は60進数で表記されていたはずです。

一方でGoogle Mapでは緯度・経度を百分率で表示しているので、60進数で表記されたGPS情報をそのままGoogle Mapに打ちこむと別の場所になってしまいます。

朝のCX「めざましテレビ」では同局に送られてきたメールのGPS情報を千葉県の鎌ヶ谷市
として報道していましたが、毎日新聞では横浜市保土ヶ谷区としています。

毎日新聞:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121115-00000009-maiall-soci

Google Mapで鎌ヶ谷市の適当なところで位置情報を表示させると百分率で

「35.769358,139.992571」となります。

gps_ks.jpg


これは、60進数に直すと北緯35度76分9.358秒、東経139度99分2.571秒ではなくて、

北緯35度46分9.6888秒、東経139度59分33.2556秒となります。おそらく、iPhoneのGPS情報はこれに近い場所だったと思われます。

ここで、Google Mapが百分率だと知らない人が、

「35.469689,139.593326」と打ちこむと・・・

gps_ys.jpg

横浜市保土ヶ谷区の常盤台近辺になるのですこの住所は神奈川県警が誤認逮捕した学生が通っていたとされる大学の直ぐ近くです。IT mediaニュースが言うように「真犯人」を名乗る人物が関連性を臭わせているのかも知れません。

ただ、デジカメに残されるGPS情報などのEXIF(デジタルカメラで撮影した画像データに、撮影条件に関する情報を追加して保存できる、画像ファイル形式の規格のこと)はソフトを使えば簡単に書き換えられます。

例えばF6Exifというフリーソフトは、「スキャン画像にEXIFを付加することを目的として開発」されているので、位置情報が記録されていない画像に位置情報を追加することもできますし、記録されている位置情報を書き換えることも出来ます。

EXIFは詳しくないのですが、手持ちの写真で書き換えてみたのですが画像のプロパティからは書き換えは分かりませんでした。なので「真犯人」を名乗る人物が自宅で撮った写真に千葉県鎌ケ谷市の位置情報を追加した可能性もあります。

結局のところ「真犯人」を名乗る人物の意図は全く分からないのですが、警察の捜査が今のところ無駄に終わっているので、相変わらず遊ばれているような感じがします。
全日本アニソングランプリというアニメソングだけのオーディションがあり、その第6回大会の決勝大会の模様が先日オンエアされました。娘がアニメ好きなので録画(放送は深夜なので)していて、娘と会話の接点を日々探しているお父さんは一緒に見ようと思っていたです。

それでアニソングランプリという単語を覚えていたのですが、この第6回大会で1万171組の中から優勝した18歳の女性の選考を巡ってアニヲタ界が大炎上しているらしいのです。

オーディションは全国を六つのブロックに分けて予選大会を行い、優勝者は決勝大会に進出。それに各ブロックから二名がWEB審査に進めて、その中から上位4名が決勝大会に行けます。

優勝した女の子はWEB審査の第3位で通過していました。いわば、敗者復活戦のをブービーで通過した、まあラッキーと言えばラッキーな娘さんです。

決勝大会に進んだ10名でグランプリが争われて優勝者は、新作アニメ番組の主題歌でプロデビューできます。大会委員長はアニメ界の兄貴こと水木一郎ですが、水木兄貴は審査には加わっていないようです。

決勝大会では10名が順番にアニソンを歌って審査員点数の上位6人が勝ち抜けします。第2回戦では6人が抽選で3組に分かれて対戦形式で競い勝ち残った3人で最終決戦をします。つまり、最終決戦まで残れば3曲を歌うことになります。

アニヲタは仕事が早いのか、優勝した子の歌だけ3曲分が編集されてYouTubeに上げられているので、まずお聞きください(14分44秒あるのでお時間のある時にどうぞ)。



如何だったでしょうか? お歌の評価をできるような僕ではありませんので、歌唱力についてのコメントは控えさせていただきますが、公開オーディションで三曲を歌いきった根性は立派だったと思います。プロとして十分やっていけるんじゃないでしょうか。

このグランプリ受賞に対して、水木兄貴がツイートしています。どうやら兄貴のこれらのツイートが炎上の火付け役だったようです。










このツイートを読む限り、水木兄貴も納得していないようです。18歳の娘さんがアニヲタの批判に晒されながら新作アニメの主題歌デビューするのは精神的に大変な重圧でしょうが、グランプリを取ったことはスタートラインに立ったにすぎません。

プロデビューのきっかけは何であれ、アニソン界で活躍できるかどうかは本人の頑張り次第ですから負けないでほしいと思います。批判を受けることは覚悟の上で書けば、芸能界では可愛いのも才能の一つとして武器にすれば良いのです。
旧「料理の鉄人」のファンだったので、アイアンシェフ関連で2エントリ書きました。アイアンシェフの予想と初回の感想です。

「料理の鉄人」が13年振りに復活するというニュースを聞いて、真っ先に思ったのが13年前と現代ではレストラン情報が大きく違っている、ということです。

WEB2.0になり「食べログ」などのグルメ批評サイトで一億総グルメ評論家になっていること、更にミシュランガイドが日本に進出していること。この二つの影響をアイアンシェフは大きく受けることになる、と思いました。

13年前は鉄人の店に行けるor行った事のある人というのは、視聴者のごく僅かであり鉄人の神格化も容易に行えました。バラエティ番組ですから、当然「やらせ」もあったと予想されますが、演出の妙で真剣勝負の雰囲気を作りあげていましたし、視聴者も純粋無垢な方が多かったのではないかと予想します。

しかし、WEB2.0の影響で多くの素人(僕もそうなのですが)が食のプロのようにレストラン評を発信することができるようになり、レストラン情報が簡単にネットで閲覧でき、料理人を神格化することが難しい状況になっています。

神格化には「秘密」が重要ですが、ネットで色々と書かれてしまいミシュランガイドという世間的には権威のあるガイドブックが多くのレストランを格付けしてしまっています。アイアンシェフが星なしレストランのシェフだったら神格化なんてできないでしょう。

このような状況下で料理バトルのようなバラエティを視聴者が好んでみるものかと疑問だったのですが、初回二時間スペシャルが視聴率10.7%で、バラエティ番組の中でも高いほうではありませんが、このご時世に10%も取れれば立派なものだと思いました。

でも、第二回は6.9%。やはり、視聴者の関心は薄かったようです。

こんなことは素人の僕が予想する位ですから、番組制作のプロ中のプロであるCXのバラエティ制作班は十分予想して番組を作っているはずです。番組を盛り上げるための方策を用意していると考えます。

その戦略の一端を第二回でかいま見ました。黒木さんを主役にしてドラマ性を強調する事です。

日本人はサクセスストーリーが好きです。それも、悪役というかライバルから挫折を味わった主人公が努力と根性と周りの援助で勝利していく物語が大好きです。この大原則を第二回で見ました。主役は、黒木さんで悪役はスタッフの一員でもあるフードコーディネーターの結城女子(業界ではとても有名な人らしいです)。

彼はまだ若い(34歳)料理人ですが、京料理の神様と呼ばれている京味の西さんの愛弟子です。いわば、日本料理の王道を行くサラブレッドです。京味を独立して自分の店を持ち、直ぐに人気店になりました。キャパの問題もありますが、半年先まで予約が取れないそうです。

これまで挫折を知らなかった黒木さんが、初登場で岩手の片田舎(失礼)の全国的には無名のシェフに負ける。しかも、悪役の結城女子から「(松茸)はキッチンスタジアムには無用」と料理(それも和食では花形の椀物です)をバッサリと切り捨てられる。

確かにテーマ食材をガン無視した料理ばかりでしたが、そこまで言わんでも、と見ていて可哀そうになりました(嘘です)。番組を見ていた人はご存じでしょうが、負けた後で黒木さんが何かの決意をしたという意味深なナレーションが入り、さらに黒木さんが誰かの前で真剣な表情で正座している絵まで撮っていました。

大原則のセオリー通りの演出です。ここまでセオリー通りだと完璧に台本があって、黒木さんはわざとテーマを無視した料理を作ったんじゃないかとさえ思っちゃいます。

ネットでは、広告代理店関係者のソースと称して「黒木さんは三連敗することが決まっている」とさえ囁かれています。さすがに三連敗はないだろう、と思いましたが、大胆な構成作家ならやりかねない展開です。この展開を元に今後のストーリーを予想して見ます。

でも、黒木さんは仮にもアイアンシェフですから、連敗は許されないと思います。初回の敗戦でも食のプロである鉄人・道場六三郎と「月刊専門料理」編集長の柴田さんは黒木さんの勝ちにしています。悪役の結城女子と食の素人のゲスト二人がノミニーの勝利にしました。

更にノミニーには東北の復興という美談もついていましたから、黒木さんのプライドを傷つけない配慮がなされていたと感じます。この配慮は今後も続くと思います。負けさせるにしても僅差、あるいは負けても仕方ない相手(絶対に出ないでしょうが師匠とか兄弟子、陳鉄人の苦手とした女性とか)になると思います。

三連敗してさすがに後が無くなった黒木さんは、アイアンシェフの称号を掛けて鉄人の道場さんか中村さんに挑み、そして勝ちます。その後は、連戦連勝で最強のアイアンシェフになる、という筋書きです。

まあ、なんと陳腐なストーリーなんだと我ながら書いていて呆れますけど、道場さんが相手だったり、師匠の西さんが出てくれたら数字取れると思うなー。その後、ミシュラン三つ星の「かんだ」「小十」「龍吟」「幸村」「石かわ」「えさき」と連覇して行ったら面白いけど、三ツ星店は出てこないでしょう。負けるメリットないですから。

唯一三ツ星店で可能性のあるのはフレンチの「ロブション」だと思います。フレンチのアイアンシェフはロブションの弟子ですから、アイアンシェフ同士の対決があるのではないかと予想します。

第二回を見て、ざっとここまで展開を予想しました。テレビのバラエティ番組なのですから、プロレスと同じだと思えば腹も立ちません(プロレスファンの方ごめんなさい。怒らないでね)。どんな、面白いストーリーで楽しませてくれるのかを今後は注目したいと思います。
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