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日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

ケラスコからバローロ村まで車で30分ほどです。途中、ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)の畑とブドウ畑が点在しています。これまで、ワイン産地ではブドウ畑とオリーブ畑の一緒になっているのは見てきました(トスカーナもそうでした)でも、ノッチョーラとの混在は初めて見ました。やはり、現地に来てみないと分からないことが多いです。

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バローロ村です。ワイン好きなら一度は行ってみたい銘醸地でしょう。ようやく来ることが出来ました。途中、峠を越えた辺りからそれはそれは素晴らしいワイン畑の眺められるのですが、連れて行ってもらっている身なので車を止めて写真を撮ることが出来ませんでした。本当に、素晴らしい景色です。ワイン好きなら、是非行って見て欲しい。

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バローロ城。この横にツーリスト向けの施設があります。そこでは、

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バローロ地区の地図は当然ですが、

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ランゲ地方の土壌サンプルなど、マニアックな展示もあります。また、ワインも50種類くらい試飲出来ます。そのほかにも、ピエモンテ地方の特産品の試食とか色々ありました。

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バローロ村のブドウ畑(その1)。

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バローロ村のブドウ畑(その2)。

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バローロ村のワインショップでは、50年以上経ったヴィンテージ・ワインも普通に売っています。ブルゴーニュでは皆無でしたw。価格もジャコモ・コンテルノのモンフォルテとかは良い値段でしたけど、その他の造り手のものなら十分に手の届く価格(それでも、ワイン1本で3~5万円は常識的には高いのでしょう)で売られています。

バローロ村から、ラ・モッラ村に移動します。ここの村の食堂を予約していたので、ランチを食べに行きました。バローロ地区で最上の畑はバローロ村の他には、モンフォルテ・ダルバ村やセッラルンガ・ダルバ村などが有名ですが、ラ・モッラ村にも素晴らしい畑があります。

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ラ・モッラ村の丘の上からの眺望。ワイン畑が連なっている。これらの畑から、素晴らしいバローロやランゲ・ネッビオーロが生まれている。

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ラ・モッラ村のドウモ。

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ピエモンテと言えば、白トリュフです。この食堂では1g当り2.5€でした。秤にトリュフを乗せて削ってくれます。これは、僕が頼んだ卵料理。

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トンマーソが頼んだヴィッテロ・トンナート。少し貰ったけど、ここのは粗挽きの肉で食感的にはケラスコの方が上だった。

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エヴァは、前菜にはいつものイワシのマリネw 美味しいんだけどねw

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タヤリンのラグーソース。まぁ、普通のお味w

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僕のメインのウサギさんモモ肉のロティ。ピエモンテはジビエでも有名。このウサギさんは、臭みなど全く無くて美味しかった。

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ワインは、モッラ村のカンティーナのランゲ・ネッビオーロ。全く知らない造り手だけど、ランチで飲むには十分っていうかデイリーワインにしたいくらいのコスパが良いワイン。ようするに、美味しかったw

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これは、バローロ村からラ・モッラ村に行く途中に寄ったワイナリーの白ワイン。美味しかったから2本買って帰った。

ピエモンテ地方自体なかなか行けないけど、この辺りに行くのは本当に大変で、今回はエヴァ達に便乗して行けたのは本当にラッキーだった。憧れのバローロ地方も巡れたし、白トリュフ(僕は大のトリュフ好きなんです)も堪能できた。

ピエモンテ最高!


また、行きますw
トスカーナからウンブリア州の州都ペルージャに移動しました。ペルージャには外国人大学があり、妻は20代の頃から短期留学を繰り返していて9月にも1か月間の短期集中講座に参加していました。その時にお世話になった大家のエヴァの家に泊まることにしました。

エヴァの家はチェントロにあります。ペルージャのメインストリート、コルソ・ヴァンヌッチから露地を一本入った裏手にあります。5階建てのアパートメントの3階でエレベーターは無いので階段を登って行きます。部屋は広いです。リビングだけでも50㎡(約30畳)くらいあります。その他に5部屋(各8畳くらい)あり、キッチンとバスルームが二つ。日本だったら、億ションと呼ばれるでしょう。

で、エヴァから「ピエモンテ行くけど一緒に行く?」とのお誘いを受け、ピエモンテ地方の小さな城塞都市ケラスコに向かいました。

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ペルージャから500km以上あります。東京から大阪に行くようなもので6時間くらい掛かります。途中、ボローニャを過ぎた辺りから雪になりました。上の地図の真ん中のレッジョ・エミリアの辺りでは本降りで周りは雪景色です。この辺は、パルマ産の生ハムで有名です。

予定よりも1時間以上遅れてケラスコに着きました。

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ケラスコって馴染みはありませんが、チョコレートとルマーカの街で有名らしいです。


ルマーカ?



イタリア語で カタツムリ のことです。イタリアでカタツムリとは初耳でしたが、意外と食べられているようです。カタツムリと言えばエスカルゴは馴染みありますが、これがバターとニンニクで調理されるのに対して、ルマーカはトマトソースで調理されます。より、素材の風味を味わえます。

ケラスコがカタツムリの街となったのは、ケラスコの商人がカタツムリ市場を仕切っていたためだそうです。なので、ケラスコではバス停にもカタツムリ。

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食堂もカタツムリ。

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コペルトもカタツムリ(分かりますか?)。

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肝心のカタツムリ料理ですが、これが絶品です。イタリアでルマーカを食べたらエスカルゴなんて、タダのニンニクのバター炒めです。

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ルマーケ(ルマーカの複数形)のトマト煮込み蕪を添えて。蕪の下にはルマーカがうじゃうじゃ。

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タヤリン(ピエモンテ地方のパスタ)のルマーカのラグーソース。

これらはセカンドで食べたのですが、ルマーカ以上に美味しかったのが、前菜の

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ファッソーナ牛のヴィッテロ・トンナート です。イタリア二大牛の一つファッソーナ牛のタルタルです。このリストランテではヴァルサミコのソースで頂きましたが、本当に美味しい。言葉を失うくらい、こんなにも美味しいものを食べたのは本当に久しぶりです。言葉の接ぎ穂を失う、という表現がありますが、本当に美味しいものを食べると寡黙になり、ひたすら食べ続けるのですね。

ここのレストランは、本当に美味しくてエヴァ達が食べていた


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ファッソーナ牛の燻製。

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イワシのマリネ。エヴァは、イワシが好きなのか食事の度にイワシのマリネを食べていましたw

そもそも、なんでケラスコに行ったかと言うと、ケラスコでカタツムリのエステを受けられるそうで、エヴァと夫のトンマーソがそのツアーに申し込んでいたんですね。カタツムリのエステって僕は初耳でしたが、日本でも女子の間で話題になっているらしく、アジアでは韓国が有名らしいです。生きたカタツムリが粘液を出しながら顔中を這いまわるそうで、想像しただけで気色悪いのですが人気があるそうです。

その、ツアーではカタツムリ農場の見学もあり僕らはツアー参加者ではなかったのですが、エヴァ達と一緒に行ってきました。

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冬場なのでカタツムリさん達は白いネットの下の土の中で寝ているそうです。カタツムリ、見られないじゃんっと門外漢の僕ら夫婦は思いましたが、ツアー参加者の皆さんは、

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ガイドの説明を熱心に聞いています。カタツムリに、ここまで情熱を注げるのは何故なんだ?ちなみに、このツアーにはオランダ、フランス、ドイツからも参加者がいたそうです。

カタツムリ恐るべし


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畑の端の方にカタツムリさんの殻が落ちていましたw

そうそう、先ほどの料理と一緒に飲んだワインは、僕の大好きな造り手マルケージ・ディ・グレジィのバルバレスコ ガイウン・マルチネンガ2009年。65€だったかな?

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ケラスコでも民泊しました。この家も広くてリビングは50畳くらいありそうで、リビングの両端に10畳くらいの部屋があります。ピエモンテ地方は、ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)の名産地でもあるので、部屋にはノッチョーラが山のようにありました。くるみ割りの要領で割って食べます。

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ベランダからは、アルプスの名峰モンテ・ヴィーゾが眺められます。

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中央のピラミッド型の山がモンヴィーゾです。この写真は、ケラスコの街外れのテラスから撮りましたが、部屋からも同じように見えました。

ケラスコには二泊して、別のオステリア(↑の方のカタツムリの看板の食堂)のランチも美味しかった。

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ここの食堂には日本人のファンがいるようで、その方が飲まれたワイン(上の段)が並んでいました。

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何でも、毎年来られるそうで。GAJAがお好きのようですが、ロベルト・ヴォエルッチオとかも飲まれています。ケラスコという馴染みのない街で、何となく入った食堂に日本人の常連さんがいたとは、本当に驚きました。店の人が言うには、数日後に予約が入っているそうで、出来たら会って見たかったですw

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ケラスコの街中のワインバーでボトルを頼んだら無料で付いてきたコペルト4人分。このレベルで無料とは、驚きの一品です。ワイン自体は安いモノでしたけど、夕食前に軽く飲むには十分美味しかった。

ピエモンテ地方には初めて行きましたけど、何度でも訪れたくなる所です。ケラスコはアクセスが難しくて近くの街ブラ(スローフード発祥の地として有名、美食の街だそうです)からバスが出ていますが、ブラまで行くのも大変です。今回は、エヴァ達に便乗して労せず(雪は参りましたが)行けてラッキーでした。

ペルージャに戻る前にケラスコから車で30分ほどのところにある バローロ村 に向かいました(次回に続く)。
アックアヴィーヴァから眺めるトスカーナ地方の夕景。

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丘の上の街はモンテプルチアーノです。

さて、民泊させてもらっている大家さんは帰ってきません。我が家のようにお風呂を使わせてもらい、キッチンで適当にワインなど飲みながら待ちましたが22時を過ぎても帰ってこないので、勝手に寝ることにしました。本当にこれで良いのだろうか? 寝ていると、ドアをカリカリと引っ掻く音がします。猫ちゃんが「入れろ~」と訴えているので入れました。ベッドに乗ってきて一緒に寝てくれます。本当に、人懐っこい猫です。

結局、大家さんとは会えなくて寝てしまいました。朝、家の前には車が止まっていたので深夜にお帰りになったのでしょう。まだ、寝ているようなので挨拶はしないで街に出ました。

明日は、ペルージャに向かうのでキューシに行くバスが本当に来るのかバス停でチェックすることにしました。バスの時間まで間があるので街に2軒あるパン屋に行ってみると、そのうちの一軒はバールのようでした。適当にパンを選んでカプチーノで朝食にしました。鄙にもまれな、という表現がありますが、ここのパンは美味しかった。また、食べたいです。

昨日降りたバス停より、家から近い所にもバス亭があります。そこでバスが来るかどうか確かめます。バス停は教会の脇を入ったところにあるのですが、なかなか来ません。そのうち、学生らしき子供たちがやって来て妻が「バス来る?」と聞くと「来る」との事。「明日も来る」と念のため確認していました。

ボスカレッリのアポイントまで時間があるので、いったん家に帰ると、ちょうど大家さんが家を出て車に乗るところでした。こちらを向いたので、大きく手を振って合図を送ります。やっと、会う事が出来ました。

すると、「午後、モンテプルチアーノに行くけど、一緒にどう?」とのお誘いが。もちろん、行きます。これからワイナリーに行くので帰ったら一緒に行くことにしました。民泊ってオマケが付くなー。

ボスカレッリまでは、約1.5kmくらいなので徒歩でも30分もあれば着きます。

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畑やワイナリーを案内してくれたのは、創業者のひ孫にあたる方で細かく教えてくれました。それから試飲です。今回は、ヴィーノ・ノービレ・デ・モンテプルチアーノの垂直試飲を申し込んでいました。5ヴィンテージで35ユーロです。

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2010年、2011年、2013年、2014年、2016年のテイスティングをしました。どれも素晴らしかったのですが、2010年が僕は良かった。ただ、このヴィンテージは売り切れていて買えません。なので、2014年ヴィンテージと、日本では見たことのないヴィーノ・ロッソを二本ずつ買いました。すると、ハーフボトルの2010年と2011年を「お土産」としてプレゼントしてくれました。たぶん、試飲用のものだと思います。

なんて、良いワイナリーでしょう。

家に帰り、大家さんとモンテプルチアーノに向かいます。大家さんは別に用事があるようなので、街の入り口で分かれました。

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入り口のアーチ。たぶん、エトルリア時代じゃないかな(適当ですw)。ここで、遅めのランチを取りました。

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クロスティーニ。フンギのペーストが美味しかった。

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タルトゥーフォ(トリュフ)のタリアテッレ。

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トスカーナ地方のパスタ「ピーチ」のラグーソース。ここのリストランテのピーチは、うどんのように太かった。ワインは、ランチなのでハウスワインをグラスで頂いたけど、やはりハウスワインは美味しい。

軽めのランチだったけど、満足しました。トスカーナ、最高です!