日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

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 江戸時代から明治くらいまで、夏の酒として「柳陰」(本直し)と言うものがありました。
 故・桂枝雀師匠がお得意だった「青菜」という演目があり、植木屋さんと旦那さんの掛け合いで「柳陰」が出てきます。

 旦那: 「暑いとき酒はならん、冷たい灘の柳蔭用意したけどやっていきなさい。植木屋さん。」
植木屋: 「柳蔭ですかえ?、、やなぎかげは大名酒って言って・・・こんなえぇもん、頂戴します」
「んーーーー!!うめぇ~~やこたえられねえっ。」

 江戸時代、川端の柳の陰で「鯉のあらい」なんぞを肴に冷やした「柳陰」で暑気を払うのが江戸っ子の心意気だったようで、風流ですねー。

 「柳陰」は、元々は「味醂」を造る時に焼酎を多めにしたお酒だったようですが、簡易的には「焼酎」と「味醂」を2:1でブレンドしたものです。

 言うなれば「お江戸カクテル」と言う感じでしょうか。

 「柳陰」として販売もされていますが、今では知る人も少ない幻の酒です。

 家庭でも簡単に造れますが、僕が調べた限りでは「違法」になります。酒税法の「みなし製造」の条文に引っかかるので、造ってはいけません。

 本当に「酒税法」は無粋ですね。

 ただ、どうにも腑に落ちないのは、僕が「柳陰」を知ったのは、酒類総合研究所が出している機関誌でした。

それも、芝税務署の酒類担当の受付で貰ったものです。その機関誌には、「柳陰」の作り方も記載されていました。

 一般人が作ったら酒税法違反になるお酒のレシピを機関誌に載せる神経が理解できません。

 本当に、お役人って・・・無粋だなー。


エントリーしてから6年後に訂正するのもお恥ずかしい限りですが、酒税法条の違法ではありませんでした。訂正してお詫び致します。ご指摘頂いたトモさんに感謝します。

間違えた理由は、コメントにも書きましたが酒税法四十三条の第十項と十一項を読み飛ばしたからです。酒税法には施行令というものがあって、酒税法の各条項の具体的な施行に関する例外とかが補記されているのですが、この施行令の当該部分に関する記述を料飲店で行う場合だと勘違いしてしまいました。

この施行令は混和酒を販売する場合の例外処置に関してのもので、消費者が家庭で行うことに関する条文ではなかったにも拘らず消費者が家庭で行うことはNGだと勘違いしてしまいました。

つまり、消費者が料飲店で混和する場合のみOKだと思いこんでしまったんですね。我ながら粗忽者と言うか、消費者が家庭で行う場合は、大本の酒税法の四十三条で例外とする記載があるのにもかかわらず、それを読み飛ばしたうえに補記の方を誤読してしまったというポカの上にポカを重ねてしまいました。

もう、反論すら出来ません。完璧に僕の誤りでした。

僕のブログの読者の方に誤った情報を与えてしまい、本当に申し訳ありませんでした。また、税務署の方々を揶揄した内容であったことも重ねてお詫びいたします。申し訳ありませんでした。

ただ、これで自宅で「柳陰」を堂々と飲めるのは良かったな、と思います。
コメント
この記事へのコメント
「柳陰」ですか。初めて知りました。
でもそのまま飲める味醂となら相性がいいように感じます。面白そう!
2006/07/23(日) 22:23 | URL | くま@牛乳 #BRxSFJLQ[ 編集]
 落語では、「大名酒」って言ってますが、庶民の酒だったようです。

 詳しくは、ミクシィの方で・・・。
2006/07/24(月) 07:18 | URL | papaci #-[ 編集]
柳陰ですか~。
まったく知らないお酒です。
昔の人も様々なタイプの酒を楽しんでいたんですね。
「お江戸カクテル」、味わってみたいです。
2006/07/31(月) 12:34 | URL | 地酒星人 #n/kzQ.Gk[ 編集]
 江戸時代、ベースとなる焼酎は「粕取り焼酎」だったと思われます。

 「粕取り」と「本味醂」をブレンドすると、なかなか味わい深い飲み物になりますよ。 
2006/08/01(火) 07:40 | URL | papaci #-[ 編集]
法律的にはアウトだけど個人的に家で楽しむのは目をつぶるよ
って事なら むしろ粋じゃん
ただ「役人は無粋」と言いたいだけなんだろうけど
2011/09/12(月) 13:48 | URL | 名無しさん@ニュース2ちゃん #-[ 編集]
5年前のエントリーにレスが付くとは思いもしませんでした。

>名無しさん@ニュース2ちゃん さん

>>個人的に家で楽しむのは目をつぶる

訳ではなく、実際問題として一々チェックできないってだけのことです。

2011/09/13(火) 16:01 | URL | papaci #-[ 編集]
今更ですがアルコールを生成しなければ酒税法には違反しません。
2012/07/07(土) 22:05 | URL | #-[ 編集]
>>アルコールを生成しなければ酒税法には違反しません

酒税法には「みなし製造」ってのがあるのですよ。たとえ、アルコールを生成しなくても「混和」することも製造の対象になる場合もあるのです。

例えば、梅酒。ここ数年、日本酒で梅酒を造る家庭もあるようですが、20度未満の日本酒で梅酒漬けたら、例えアルコールを生成しなくても違反です。
http://www.nta.go.jp/shiraberu/senmonjoho/sake/qa/06/32.htm
2012/07/10(火) 19:05 | URL | #-[ 編集]
家庭内で飲むだけなら違法ではないです。
2012/09/02(日) 14:16 | URL | #-[ 編集]
>家庭内で飲むだけなら違法ではないです。

これは一般的な「梅酒」のことであれば違法ではないし、料飲店が店で自家製梅酒を出す事も適法になりました(以前は違法でした)。

でも、20度未満のアルコールで漬けたら家庭内で飲むだけでも違法です。
2012/09/03(月) 08:47 | URL | papaci #-[ 編集]
はじめまして。
酒税法上、「消費の直前に混和する場合を除く。」となっているので作り置きしない限り大丈夫です。
2012/10/24(水) 22:29 | URL | トモ #-[ 編集]
>>トモさん
コメントありがとうございます。

>消費の直前に混和する場合を除く

これは、混和酒の「みなし製造」の例外で料飲店の場合だったと記憶しています。つまり、バーとかでカクテルをみなし製造としない、ということです。

梅酒の場合は、消費の直前に混和することは通常ない(半年は漬けますよね)のでこの例外条文は当てはまらないと思います。
2012/10/25(木) 08:35 | URL | papaci #-[ 編集]
>>トモさん

すいません、柳陰についてのコメントだったと今気が付きました。

家庭で味醂とカストリを消費の直前に混和するのは大丈夫って意味ですよね。

先の返信にも書いたように、例外処置は料飲店限定だったように記憶しています。
2012/10/25(木) 08:40 | URL | papaci #-[ 編集]
酒税法のカクテル用の記述は下記の通りで「又は酒類の消費者が自ら消費するため、当該混和をするときとする。」
となっています。
家庭でもOKですよ。

酒税法
第四十三条 酒類に水以外の物品(当該酒類と同一の種類及び品目に属する酒類を除く。)を混和した場合において、混和後のものが酒類であるときは、新たに酒類を製造したものとみなす。但し、左に掲げる場合については、この限りでない。
第四十三条第十項 前各項の規定は、消費の直前において酒類と他の物品(酒類を含む。)との混和をする場合で政令で定めるときについては、適用しない。
酒税法施行令
第五十条第十三項 法第四十三条第十項 に規定する消費の直前において酒類と他の物品(酒類を含む。)との混和をする場合で政令で定めるときは、酒場、料理店その他酒類を専ら自己の営業場において飲用に供することを業とする者がその営業場において消費者の求めに応じ、又は酒類の消費者が自ら消費するため、当該混和をするときとする。
2012/10/29(月) 10:10 | URL | トモ #-[ 編集]
>>トモさん

酒税法第四十三条の第十項と十一項に「適用しない」とありますね。僕の勘違いでした。本文も訂正しておきます。

勘違いしたのは、当該条項の施行令の部分で「又は酒類の・・・」以下を料飲店で消費者が自分で水割りやカクテルを作る場合のことだと思いこんでしまったのが原因です。

間違いを訂正して頂きありがとうございました。
2012/10/29(月) 11:07 | URL | papaci #-[ 編集]
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