日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

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 国税庁の「清酒の製法品質表示基準」に拠り、「清酒」は「特定名称酒」と「一般酒」に分かれる。「特定名称酒」は、「吟醸酒」「純米酒」「本醸造酒」に分かれ、それ以外の清酒が「一般酒」となる。さらに「特定名称酒」は、原料、製法の違いにより、8種類に分類されている。
 この「特定名称酒」の分類も、良く分からない部分があるのだが、ここでは触れない。「特定名称酒」と「一般酒」で大きく違うのは、原料米、精米歩合、麹米歩合、醸造アルコール添加の割合。
 「特定名称酒」は、原料米の等級が3等以上、精米歩合が70%以下(純米酒を除く)、麹米の割合が15%以上、醸造アルコールの添加量が白米の重量の10%以下となっている。これらの規定にクリアしていないのが「一般酒」でその代表が「三増酒」と言うもの。「三増酒」とは、どんなお酒か。
 お酒の原材料の中で一番高いのが「お米」なので、安いお酒を造ろうとするとまず、お米の質を3等以下にして量も減らす。水は基本的にタダ(お蔵さんは地下水を汲み上げている)なので沢山使う。そうするとアルコール度数が低くなるし、味も薄くなるので醸造アルコールをジャブジャブ加えて度数を上げる。醸造アルコールが多くなるとアルコールがきつくトゲトゲしくなり味は更に薄まるので、砂糖やアミノ酸などの調味料を加えて味を調える。
 これが「三増酒」と言うもので、お米の調達が難しかった終戦後から多く作られるようになった。同じお米の量で3倍多い酒を造ることが出来るため、このように呼ばれたと言う。
 しかし、お米が取れすぎて困るような現在でも、この「三増酒」は造られている。おそらく、コストが安くて利幅が取れる上に、売値を安く出来るので売りやすいからだと思う。
 しかし、今日の「日本酒」離れを引き起こした元凶は「三増酒」だと指摘する人は多いし、僕もそうだと思っている。
コメント
この記事へのコメント
ストローで飲む200mlのパック酒は三増酒に近い物ですか?
だとしたら決して日本酒とは呼べないが、嫌いな味ではなかったなぁ。
2006/01/30(月) 02:31 | URL | たきchan #kxoDeZd.[ 編集]
「本醸造酒」のスペックに近い造りなのでは。お米の等級を下げて、70%近くまで磨いて、醸造アルコールをやや大目に加えたものなら、「三増酒」よりもはるかに飲める酒になると思います。
2006/01/30(月) 13:03 | URL | papaci #-[ 編集]
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