日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

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raifuku_06.jpg 3年振りに来福酒造にお邪魔した。「蔵紀行」は、母屋のいつも所に近日中にアップします。たまたま、東京農大の生徒が研修最終日だったため小山駅まで送るとの事だったので、藤村専務に小山駅で拾ってもらった。
 小山駅からだと車で約1時間。車中、話題は尽きず、色々とお話した。今年の僕のテーマは、「普通酒」なので、先日飲んだ「来福」の普通酒の濁り酒のことから始まり、「純米酒」「花酵母」「独酌会」・・・について面白いお話だった。
 
 藤村専務は、「人がやっていないことをやってみたい」と言っているように、チャレンジする気持ちが強い。使っている「花酵母」の種類はたぶん全国一だろうし、酒造好適米の栽培も「愛山」「亀の尾」など契約栽培で行っている。また、日本酒度20を超える「超辛 純米」や、「純米吟醸 冷凍濃縮酒」(アルコール度数25°の日本酒)など色々なアイテムを仕込んでいる。
 でも、「梅酒」のような「日本酒」ではないものには手を出さない。「日本酒を極めてから、そういうものはやりたい」からだと言う。僕などの素人の目から見ると藤村専務の醸す「日本酒」は素晴らしいと思う。「来福」を口にしてからもう数年経つが、出品酒規格の純米大吟醸など、日本酒の一つの到達点だとさえ思えた。
 そういう造り手が「日本酒を極めたい」と研鑚している。こういう造り手が、特に若手を中心に増えている。日本酒の未来は明るいと改めて思う(その反面、頑迷固陋な旧態依然の蔵も多いが)。
 で、上の写真のラベルが張ってあるのが「来福」の地元のみで売られている「普通酒」。四合瓶で何と600円。1升で1600円のお酒。これが、食中酒として飲むと、旨い。もちろん藤村さんが醸す「来福」の吟醸クラスに比べると、雑味やアルコール臭は強い。でも、米の味がして、味が乗った旨みがある。
 燗にしても良い。糖類などは添加していない。「日本晴」を65%磨いているから、アル添の量が多いだけで本醸造の規格と言っても良いお酒が、「普通酒」として地元では売られている。
 「普通酒をまじめに造らない蔵は駄目」と藤村さんは、話してくれた。僕もそう思う。「普通酒」だから適当に造って良い、と考えている蔵や、「普通酒」は安いのだから「まずくて当たり前」と考えている蔵も多いように感じる。僕の好きな某蔵元も「僕が普通酒を造る必然性はない」と言って、普通酒は「桶買い」しているくらいだから、他のお蔵さんに至っては推して知るべしだと感じる。
 「来福」の普通酒の後に、栃木の某蔵元の「純米吟醸 雄町」を飲んだ。カプロン酸エチルの香りがプンプンするだけで、米の旨みが感じられなかった。僕には、「普通酒」の方が美味しく感じられた。このお蔵の若き後継者も研究熱心で、日本酒への情熱を人一倍持っている。決して、悪い蔵ではなく、むしろ褒められるお蔵さんだ。でも、何かが違うと感じた。
 「純吟」よりも「普通酒」の方が旨く感じた僕の味覚が、おかしいのかも知れない。始めは、そう思った。でも、妻も「来福」の方が美味しいという。勘違いではないと、僕は自分の味覚を信じている。
 まっとうな蔵元が真面目に造る「普通酒」は、美味しいと確信しました。
コメント
この記事へのコメント
行ってきましたねぇ。私は今週末に訪れます。
ふぢむらさん、熱く語ってくれるので楽しみです。
2006/02/14(火) 23:10 | URL | たきchan #kxoDeZd.[ 編集]
19磨き
>たきchan
「おかげさん」ツアーの隙をついて行きました。去年、たきchan「19%磨き」の絞りたてを蔵で飲んだそうですが、どうでした? 今年は、更に磨いています。
2006/02/15(水) 06:36 | URL | papaci #-[ 編集]
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