日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

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 「純米酒フェスティバル」を主宰されているフルネットさんのWEBサイトによると、全国で純米酒だけを製造しているお蔵は僅かに13蔵しか確認されていないと書かれている(平成17年10月13日現在)。平成16酒造年度に清酒を製造した酒造所は1424場(国税庁発表資料)なので、僅かに0.9%のお蔵さんでしかない。
 これらのお蔵さんの英断には拍手を惜しまないし、主義主張を持って「日本酒」を醸しているお蔵さんだと安心できる。むろん、きれいごとだけではなくて、消費者のニーズが「純米」志向に向かっているため、需要増が見込める「純米酒」に特化したり、また「純米蔵」ということでお蔵のイメージアップにつながる、という経営面の判断があったとも思う。
 ただ、「純米蔵」だから「美味しいお酒」を醸している、と簡単には言えない。「高い志」と酒造りの「技術」は別物だと思うからです。
 このような事を言うと、「純米酒」志向の方々からは叱られそうだが、「アルコール添加」には、高度な技術が必要なのだと多くのお蔵さんから伺った。素人考えでは、もろみの中に醸造アルコールをじゃぶじゃぶと入れれば良いじゃん、と考えていたが、そうではないらしい。
 間違って理解しているかも知れませんが、僕の乏しい頭で理解した範囲では、アル添には、醗酵をストップする役割もあるらしい。醸造アルコールは30度で加えるので、度数の高いアルコールを入れると酵母が死滅するのか、酵素が死滅するのか分からないが、醗酵が止まってしまう。加える時の「もろみ」状態の見極めが出来ないと、アル添酒は上手に造れない。
 なので、穿った考えをすれば、「アル添」できる技術がないから「純米」蔵の道を選ぶお蔵が出てくるかも知れない。自分で言っておいてなんですが、これは、いかにも邪推だと僕も思うけれど、今の世の中、美辞麗句に踊らされると痛い目に合うから、あらゆる可能性を検討しなければと思う訳です。
 大手の「液化仕込み」の「純米酒」の例もありますし、中には、「米焼酎」を加えれば、アル添でも「純米酒」だと言っているお蔵さんもあるようです。
 「純米酒」を「美味しいお酒」の一つの目安にするのは良いと思いますが、「純米」だから「美味しい」とストレートに結びつけるのは危険かなー、と思います。
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