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三連休の最終日に代々木公園で「さようなら原発10万人集会」が開催されました。呼びかけ人、坂本龍一教授や大江健三郎など著名人であったことやトークショーやLUNA SEAのギタリストらの音楽ライブがあったことなどもあり主宰者発表で17万人、警察発表で7万人が集まったようです。

実際に集会に行った人のTwitterでの感想によると17万人いたようには感じなかったようで、年齢層も高かったみたい。また、脱原発の集会なのに「脱原発の旗」よりも「日教組」「労働組合」の旗が目立っていて「9条改正反対」とか「基地反対」と主張している人々もいたみたい。

参加者の多くは真面目に「脱原発」を訴えたいはずなのに、盛り上がっている「脱原発」に便乗して他の主張をしたがる活動家が参加するのは、本当に「脱原発」を目指す人達には邪魔なだけだと思うのだけど、それでも人数を増やすためには容認してるのかな?

それはさておき、坂本教授は、「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければいけないのか」と訴え、大江さんは「原発大事故がなお続く中で、関西電力大飯原発を再稼働させた政府に侮辱されていると感じる」と怒りを込めて訴えたようです。

YMOに熱中した世代の一人として、坂本教授の作品に感動した僕ですけど、教授の「たかが電気」って言う考えには全く共感できません。YMOが時代の最先端を行った音楽を演奏できたのは、電子楽器のおかげであり、教授が「たかが」とおっしゃる「電気」なくしては一音も演奏できなかったものです。

また、今回の集会はTwitterなどのソーシャルメディアを活用して呼び掛けたようですけど、クラウドコンピューティングのデータベースの消費電力はスタンフォード大学のJonathan Koomey教授によれば2010年で2034億~2718億kWhと推測されています。

これだけの「たかが電気」なくしては、呼びかけに利用したソーシャルメディアは利用できませんし、会場では電気楽器の演奏やトークショーにPAなどの電気機器がたくさん使用されていました。「たかが電気」というなら、電気を全く使わずに大会を運営すれば良いのにと思います。

また、坂本教授は「電気より命」 と訴えましたけど、「命」が大切なものであることは自明ですし、「電気」が重要なインフラであることも自明です。「命」と「電気」は対立するものではなく、全く異なった互いに独立しており、むしろ「電気」が「命」や「生活」を支えています。

多くの人が指摘しているので今さらですけど、昨年の「計画停電」では信号機も消えて、そのために交通事故が起こり亡くなった方もいらっしゃいました。また、電気がなければ人工透析も手術も受けられない患者さんがいる事実を知れば、軽々に「たかが電気」と言えないでしょう。

病人だけでなく、毎日の通勤・通学に利用する電車は「たかが電気」で動いていますし、身の周りの工業製品の殆ど全ては「たかが電気」なくしては生産できません。「たかが電気」がなければ、冷蔵庫もエアコンも扇風機も使えず、今の時期では食品が傷みやすくO157で老人・子供が亡くなり、熱中症で老人・乳幼児が亡くなるかもしれません。

「原発憎し」を訴えるために「たかが電気」「電気より命」というのは、明らかにロジックとして破たんしています。と言うか、このような感情論で脱原発を推進するしか訴える手段がないのでしょう。

今に至るまで、福島原発の事故で亡くなった方は一人もいないはずです。

でも、福島のリスクを過大評価した政府の政策により本来はしなくてもよい避難所生活を強いられた人や、、リスクを過大評価して「脱原発」を訴える人々やマスコミ報道による風評被害により自ら命を絶ったりストレスで亡くなった方は、痛ましい事にいらっしゃいます。

坂本教授の音楽を愛するものとして、彼の「脱原発」に対する認識の浅さに失望しました。この程度の認識しかできない人間が、なぜあんなにも美しく、感動的な音楽を紡げるのか? 音楽には、論理的な思考は必要ないのかもしれませんしれませんが、不思議です。
コメント
この記事へのコメント
電気のために人命が損なわれてはいけない、
たったこれだけのことを言うだけで、こんなに長く悪く言われるとは。
2013/01/09(水) 12:06 | URL | コドモドラゴン #MkSG96Cg[ 編集]
>>コドモドラゴンさん

昔の記事にコメントありがとうございます。

電気のためだけでなく何のためでも人命は、損なわれてはいけないと思います。

悪く言っている訳ではなく、坂本氏の意見に反論しているだけです。
2013/01/10(木) 12:24 | URL | papaci #-[ 編集]
こんにちは
う~ん、悪く言う、という言い方は、適当かどうか迷いましたが、
合ってると思います。
あなたがご自分で「反論」だと思っていても、実際は違う、
ということだってありますよ。
どうしても坂本氏が現実に、実際に言ったことではなく、
あなたが勝手に誤解した内容のほうがあなたにとって大事なら、仕方がないのですが。
これは、「昔」のことではなく
今のことで、きっと、とても
大事なことなんだと思います。
そろそろ、坂本氏の本意と
素直に向き合うほうがよろしいかと思いますよ。
2013/01/14(月) 10:09 | URL | コドモドラゴン #-[ 編集]
>>コドモドラゴンさん
>どうしても坂本氏が現実に、実際に言ったことではなく、あなたが勝手に誤解した内容のほうがあなたにとって大事なら、仕方がないのですが。

意味が分かりません。
2013/01/15(火) 15:00 | URL | papaci #-[ 編集]
すみません。
坂本氏の本意はネットで読めますし、それが出てずいぶん時間が経っています。
なので私は、貴方が、
坂本氏の本意を既に読んで知りながら、
ご自分の誤解、解釈に固執して
坂本氏が言ってもいないことに
たいして批判を行っている、
と早合点してしまいました。

ご不明の点は、その早合点に基づいた私の言葉としてみれば、
ご理解いただけるかと思います。


なお、ご参考までに申し添えておきますと、
坂本氏の発言は至極シンプルでし、あなたが書いているように、脱原発の場で発言されたことで、彼の言葉が電力の否定ではないことは明白です。
(彼が電力の価値を否定するなら、なにもたかだか3割にも満たない原発という、特定の発電方法への反対集会に出る必要はありませんし、批判するなら、火力も水力も太陽光も全部反対しろ、とでも言う必要がありますね。)
つまり、手段のために人命がそこなわれてはいけない、という部分に力点が置かれていることは「たかが」の部分だけを抜き出したとしても明らかなのです。

ですのでこの場合、
坂本氏の発言にできる唯一の反論は
「人命よりも電気の方が大切」
だけだということです。
2013/01/16(水) 10:13 | URL | コドモドラゴン #-[ 編集]
>>コドモドラゴンさん

坂本氏の本意が「手段のために人命がそこなわれてはいけない」のであれば、脱原発を主張するのは矛盾しています。

単位発電量当たりの死亡率では、原発は最も安全な「手段」の一つです。

また、私は「人命も電気も両方とも大切」だと思っています。二項対立で批判することは、最も単純な誤謬の一つですね。

2013/01/16(水) 13:08 | URL | papaci #-[ 編集]
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