日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

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ブラーノ島を2時間ほど散策してからムラーノ島までヴァポレットで移動しました。ブラーノ島は小さな島なのですが運河で分断されていたり道が複雑に入り組んでいたりして少し迷いました。土地のお兄ちゃんに船着き場を聞いて、何とか辿りつきました。

ヴァポレットの時間まで少し余裕があったので、駅前のバールでお茶をしがてらトイレを使います。イタリアにはバールがたくさんあるので、トイレに困ることはありません。その度に何か注文しなければなりませんが、立ち飲みだったら1ユーロくらいでカフェ(エスプレッソ)が飲めます。

ムラーノ島には、Murano Faro駅から入りました。ヴァポレットの航路によっては、ヴェネツィアン・ガラス博物館に近いMuseo駅なども利用できます。

船着き場からメインストリートを島の内部に向かって行くと両脇は、ヴェネツィアン・ガラスのお店でいっぱいです。観光地では駅の近くから遠くなるにしたがって安くなるのが相場なので、この辺の店は無視しました。

Murano Faroからメインストリートをしばらく歩くと運河にぶつかります。運河沿いを歩いて行くと両側には、同じようにお店が並んでいます。ヴェネツィアン・ガラスのショップだらけです。この辺はブラーノ島とは大違いです。ブラーノ島も手編みのレースが有名なんですけど、ショップは、あまり見かけませんでした。

さすがにヴェネツィアン・グラスの本家本元ですから、お土産屋さんから職人さんの工房店まで、ヴェネツィアン・グラス一色です。広場には様々なオブジェが展示されています。

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Murano Faro近くにあったオブジェ

せっかくムラーノ島まで来たのですから、手ごろな品を探していました。妻と娘もお土産を探していたようで、三人でウィンドウショッピングをしながら運河沿いを島の中心部までブラブラしていました。

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プレッサジョ通りの中ごろにあったオブジェ

でも、なかなか手ごろな品がないんです。僕が欲しいのは、日本酒のぐい呑みにも使えそうなグラスで、できれば「レース」のものを探していましたが、物自体がない。妻と娘はペンダントトップの様なものを探していたようですが、良いと思うのはお土産には高いし、手ごろな値段のものはショボイ。

「帯に短し襷(タスキ)に長し」で中々思うようなものに出合いませんでした。妻と「なかなか良いものが見つからないねー」と話していたら、ムラーノ広場(Murano Squar)の橋を渡った先に工房直営のお土産物屋がありました。

murano_2.jpg
ムラーノ広場のオブジェ

革ひも付きのペンダント・トップが3ユーロと娘のお土産に丁度良い価格で、トップ自体も可愛いものが多くて、本物のヴェネツィアン・グラスが使われているようです(お店の人の言葉を信じる限り)。たぶん、工房での失敗作を小さく砕いてペンダント・トップに仕立てている、ある種の廃品利用なのだと思います。

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ムラーノ広場から対岸に行く橋

ちなみに、最近では中国やチェコなどの贋物も多くて本物のヴェネツィアン・グラス(ムラーノ島ではムラーノガラスと呼ばれています)には、Consorzio Promovetro(ムラーノ・ガラス生産協同組合とでも訳すのかな=http://www.muranoglass.com/)の発行している「Vetro Artistico MURANO」のシールが張られています。

お土産品ではなくて、それなりのムラーノ・ガラスを購入する時は、このシールの張られたものなら安心だと思います。

この店で目星がついたので更に良い品を求めて奥へと進むとロンゴ橋のたもとに、これまでのショップとはグレードの異なる高級店「MAZZEGA」(http://www.mazzega.it/)がありました。

こんな高級店では買い物など出来ないので、目の保養と思って見ていたらオーナーのようなマネジャーのようなおっちゃんが「こっちにおいで」と手招きするではありませんか。こっちは、買う気などないので、逃げようかと思いましたが、おっちゃんが「早く早く」と手招きするので、取りあえず行ってみるか、でも「買えないからね」オーラを精一杯だしてついて行きました。

すると、おっちゃんは1Fの店舗ではなく、一般客が出入りできない2Fに行くではないですか。後で聞いたらバイヤー用のショールームが2Fにあって、そこに案内してくれるようです。

2階のショールームに上がると、アートと呼ぶのがふさわしい現代工芸のオリジナル作品が並んでいて、鳥肌ものでした。2Fのショールームは、いくつもの部屋に分かれていてジャンルごとに展示してあるようです。上記WEBサイトに各ショールームが紹介されていますが、写真でみるのと実物では、受ける感動が全く異なります。

我が家には、頂きものの金彩にペインティングされているヴェネツィアン・グラスのゴブレットなどが何客かあります。かなりデコラティブなもので好き嫌いの分かれるデザインなのですが、どういう品なのか調べても、ヴェネツィアン・グラスの一様式くらいしか分かりませんでした。

ショールームを見ながら妻が、「自宅には、色ガラスに金箔が張ってあってお花のペインティングのあるヴェネツィアン・グラスがあるんだけど・・・」とおっちゃんに説明していたら、いきなりおっちゃんが、「何だ、バロッコが見たいのか」と言って別の部屋に連れて行かれると部屋全体が、我が家にあるのと同じデザインのグラスでいっぱいでした。

おっちゃんによると、「バロッコ」(もしくはロッコ)という伝統的なデザインのヴェネツィアン・グラスだそうで、24金(純金)を使い「ポルチェラーナ(ポーセリン=磁器)」で花などの装飾がなされています。「バロッコ」というからには、バロック様式に関連したデザインでしょうから、16世紀~17世紀に流行したデザインなのだと思います。

かなりデコラティブなので日本人の好みではないと思いますが、僕はけっこう好きなのです。ただ、余り実用的ではありません。ちなみに、MAZZEGAのショールームにあったバロッコは24金を使っていて、とても良いお値段でした。

バロッコの部屋に続く奥の部屋には、僕が密かに狙っていた「レース」が展示されています。「見ても良い?」と聞くと「いいよ」というので部屋に入ったら、ためいきが出るほど緻密で美しい工芸品が並べられています。

これは、とても手の届かない品だな~と見て回っていたら、まさに僕が欲しいと思っていた「レース」のリキュール・グラスで「ぐい呑み」に使えそうなのがありました。「これは?」と聞いたら「サケ、サケ」と言うので、イタリア人にも分かるか、と変に納得しました。

ちょっと高かったけど二客買ってしまいました。もう昼時を過ぎていたので、このおっちゃんに「お勧めのレストラン教えて」といつものパターンで聞いたら、少し離れた広場にある庭のあるレストランを教えてくれました。ついでに、「ここではシーフード食べなきゃダメだよ。絶対にシーフードだよ」と念を押されました(笑

で、教えられた広場に行くとレストランなどありません。どうやら「バカンス休み」だったようで、仕方ないので他のレストランを探して歩きましたが、とにかく暑い。もう、探すのも嫌になるくらい暑いので、ムラーノ広場にあった「Busa Alla Torre Da Lele」という観光客のたくさんいる所にしました。

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ムラーノ島に引き返してから撮ったムラーノ広場のオブジェ。奥の閉まっている緑のひさしのお店が「Busa Alla Torre Da Lele」

でも、暑いので広場にあるテラス席では無くて店内にしたのは言うまでもありません。テラス席には日本人観光客が何人かいましたけど、暑くないのかな? 単に僕らが年だと言う事かもしれません。

あまり期待していなかったのでついつい写真を撮り忘れてしまいましたが、ここのランチは美味しかったです。前菜に塩ゆでした蛸にオリーブオイルをかけたものを食べましたが、素材が良いのでしょうね、実に美味しかった。

娘はいつもの「生ハムメロン」、僕と妻も暑さのせいで食欲は余りなかったので魚介類のパスタにしましたが、貝の旨味が良く出ていて楽しめました。ムラーノ島はヴェネツィアン・グラスだけではなさそうです。Busaもムラーノ島では、美味しいと評判のレストランのようですが、MAZZEGAのおっちゃんお勧めのレストランに行けなかったのは残念でした。

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ムラーノ島にも壁が塗られている家が運河沿いに見られる

妻と娘用のべネツィアン・グラスを買おうと先ほどのお土産物屋さんに行こうと思いましたが、暑さでやられていて買う気力が起こらず本島に一旦戻る事にしました。

ヴェネツィア編Part5に続きます。
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