日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ムラーノ島から本島のサンマルコ広場(Piazza San Marco)に向かうには、Murano Faroから7番線に乗るとS.Zaccaria(Jolanda)の船着き場に早いです。4.2番線でも行けますが、こちらが各駅停車なのに対して7番線は急行と言う感じです(航路もショートカットする)。ただ、本数は4.2番線の方が多いです。

S.Zaccaria(Danieli)の前に有名なHotel Danieli(ホテル・ダニエリ)があります。1822年創業の歴史的ホテルです。映画「ツーリスト」の舞台にもなりました。余談ですが「ツーリスト」はヴェネツィアの風景が楽しめるだけでなく、映画としても面白くてお勧めです。

danieli.jpg
一度は泊まってみたいHotel Danieli前の船着き場。ホテル専用(だと思う)のゴンドラがたくさん停泊している

S.Zaccariaの船着き場は、Danieli、Jolanda、M.V.Eの三か所にデッキがあります。番線によって泊まるデッキが異なりますが、直ぐ近くなので困ることはないと思います。また、S.Zaccariaからちょっと離れた所にS.Marcoの船着き場(VallaressoとGiardinetti)があります。

ホテル・ダニエリは、元々14世紀にヴェネツィア共和国に来訪する国賓や外交官たちの宿泊施設として建てられたものなので、ヴェネツィアン・ゴシックの粋を集めた宮殿のような豪華な内装のホテルです。現在は、本館の他に二つの別館があります。中を見て見たかったのですが宿泊客でのないので遠慮しました(ちょっと気後れしました)。

直射日光が厳しいので、ダニエリの角から路地に入って見ました。路地には土産物屋からレストラン、カフェなどが並んでいます。ヴェネツィア本島で一番観光客の来るサンマルコ広場の近くですから、人も多くて進むのも大変です。

007peche.jpg
路地にあったレストラン店先のディスプレー

娘が財布を欲しがっていたので、皮革製品のショップをのぞきながらサンマルコ広場を目指しました。イタリアは皮革製品で有名なだけに、ショップも沢山あるのですが娘の気にいるものは見つかりません。物自体は良いものだと思うのですが、中学女子の好みとは違うようです。狭い路地を抜けて行くと、サンマルコ広場にでました。

s_marco.jpg
コッレール美術館前から見たサンマルコ広場

サンマルコ広場には、イタリアの歴史的カフェが三軒あります。日本でも有名なCaffe Florian(フロリアン)とCaffe Lavena(ラベナ)、Caffe Quadri(クアドリ)です。この中でフロリアンが一番古くて1720年、次がラベナで1750年、最後がクアドリで1775年ですが、クアドリは1638年に出来たカフェを買い取って名前を変えているので実質はクアドリが最古かもしれません。

歴史的カフェですから、それぞれに有名人のエピソードがたくさんあります。フロリアンではカサノヴァが美女をくどいていたらしいですし、ラベナではワーグナーが「トリスタンとイゾルデ」と「パルジファル」を作曲し、クアドリでは「ダルタニャン物語」「モンテクリスト伯(岩窟王)」を書いた”パリの王様”アレクサンドル・デュマが豪遊したそうです。

florian.jpg
カフェ・フロリアンの正面

さて、三軒を見て回るとフロリアンが一番人が入っているようです。日本人も多いです。ラベナとクアドリは、空いています。広場では、それぞれのカフェがテーブルを出していてクラシックや軽音楽の野外演奏もあります。

florian_terrace.jpg
カフェ・フロリアンのテラスと野外演奏

三軒とも行きたかったのですが、中でもクアドリは外せません。「ダルタニャン物語」は、中・高校生の頃からの愛読書で、今でも時折ページをめくっています。この旅行に行く前にも第三部「ブラジュロンヌ子爵」編を読み返していたくらい好きです。

その作者が豪遊したカフェには、何を置いても行かねばなりません。ひよっとしたら、同じ椅子にデュマが座ったかも知れない。同じテーブルで同じようにベリーニを飲んだかもしれない。

ベリーニを飲みながら、若きダルタニャンとミレディやボナシュー夫人のエピソードを構想したのかもしれない。などと、空想の翼を広げながらベリーニやカフェを飲む事ができるのです。過去の人物の息遣いを身近に感じる、歴史的カフェの醍醐味だと思います。歴史はロマンです。

quadri.jpg
クアドリの歴史が息づく店内

ただ、お高いんですね。僕が飲んだベリーニが18ユーロで、妻と娘が頼んだパフェのようなスイーツも18ユーロ。カフェ(エスプレッソ)が6ユーロ。三人で60ユーロですから、日本円にして約6000円。ちょっとしたランチのお値段です。フロリアンも高いですし、ラベナは確認しませんでしたが、たぶん高いでしょう。

quadri_caffe.jpg
クアドリのカフェ。6ユーロ!

三軒を回るのは諦めました(笑

サンマルコ広場には、Basilica di San Marco(サンマルコ大聖堂)を始め、ドゥカーレ宮殿やコッレール美術館など観光名所が沢山あります。

basilica_Smarco.jpg
クアドリのテラス席から見たサンマルコ大聖堂


しかし、妻と娘は、ムラーノ島で見つけたムラーノガラスのお土産に未練があるようです。カフェで冷たいスイーツを食べ少し休んだので気力が回復したようで、「もう一度ムラーノ島に行くの!」と言うので、再びヴァポレットの7番線に乗りこみました。

basilica_Smarco_.jpg
サンマルコ大聖堂ファサードの聖マルコ像

夕方の5時位だったと思いますが、まだまだ明るいです。Murano Faroではなく別の船着き場で降りました。ここから、ムラーノ島のグラン・キャナルをぐるっと回ってお土産物屋さんまで行きました。友達へのお土産などに10個以上買っていたようです。それを、一つ一つ包装してくれたので、けっこう時間が掛かりました。

買い物を終え、本島を経由してリド島に帰りました。晩御飯は、昨日のランチが美味しかったLa Sfereに再び行く事にしました。エビとズッキーニのタリオリーニの味が忘れられません。ヴェネツィア最後のディナーも美味しく頂きました。

s_maria.jpg
ホテルの部屋から見た朝焼けのサンタ・マリア・エリザベータ教会

s_maria_1.jpg
サンタ・マリア・エリザベータ教会のドゥオモに立つマリア像

明日は、ユーロスターでフィレツェ経由でペルージャまで電車の旅です。ペルージャ編に続きます。
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://finesses.blog39.fc2.com/tb.php/246-9e1578d2
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。