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旧「料理の鉄人」のファンだったので、アイアンシェフ関連で2エントリ書きました。アイアンシェフの予想と初回の感想です。

「料理の鉄人」が13年振りに復活するというニュースを聞いて、真っ先に思ったのが13年前と現代ではレストラン情報が大きく違っている、ということです。

WEB2.0になり「食べログ」などのグルメ批評サイトで一億総グルメ評論家になっていること、更にミシュランガイドが日本に進出していること。この二つの影響をアイアンシェフは大きく受けることになる、と思いました。

13年前は鉄人の店に行けるor行った事のある人というのは、視聴者のごく僅かであり鉄人の神格化も容易に行えました。バラエティ番組ですから、当然「やらせ」もあったと予想されますが、演出の妙で真剣勝負の雰囲気を作りあげていましたし、視聴者も純粋無垢な方が多かったのではないかと予想します。

しかし、WEB2.0の影響で多くの素人(僕もそうなのですが)が食のプロのようにレストラン評を発信することができるようになり、レストラン情報が簡単にネットで閲覧でき、料理人を神格化することが難しい状況になっています。

神格化には「秘密」が重要ですが、ネットで色々と書かれてしまいミシュランガイドという世間的には権威のあるガイドブックが多くのレストランを格付けしてしまっています。アイアンシェフが星なしレストランのシェフだったら神格化なんてできないでしょう。

このような状況下で料理バトルのようなバラエティを視聴者が好んでみるものかと疑問だったのですが、初回二時間スペシャルが視聴率10.7%で、バラエティ番組の中でも高いほうではありませんが、このご時世に10%も取れれば立派なものだと思いました。

でも、第二回は6.9%。やはり、視聴者の関心は薄かったようです。

こんなことは素人の僕が予想する位ですから、番組制作のプロ中のプロであるCXのバラエティ制作班は十分予想して番組を作っているはずです。番組を盛り上げるための方策を用意していると考えます。

その戦略の一端を第二回でかいま見ました。黒木さんを主役にしてドラマ性を強調する事です。

日本人はサクセスストーリーが好きです。それも、悪役というかライバルから挫折を味わった主人公が努力と根性と周りの援助で勝利していく物語が大好きです。この大原則を第二回で見ました。主役は、黒木さんで悪役はスタッフの一員でもあるフードコーディネーターの結城女子(業界ではとても有名な人らしいです)。

彼はまだ若い(34歳)料理人ですが、京料理の神様と呼ばれている京味の西さんの愛弟子です。いわば、日本料理の王道を行くサラブレッドです。京味を独立して自分の店を持ち、直ぐに人気店になりました。キャパの問題もありますが、半年先まで予約が取れないそうです。

これまで挫折を知らなかった黒木さんが、初登場で岩手の片田舎(失礼)の全国的には無名のシェフに負ける。しかも、悪役の結城女子から「(松茸)はキッチンスタジアムには無用」と料理(それも和食では花形の椀物です)をバッサリと切り捨てられる。

確かにテーマ食材をガン無視した料理ばかりでしたが、そこまで言わんでも、と見ていて可哀そうになりました(嘘です)。番組を見ていた人はご存じでしょうが、負けた後で黒木さんが何かの決意をしたという意味深なナレーションが入り、さらに黒木さんが誰かの前で真剣な表情で正座している絵まで撮っていました。

大原則のセオリー通りの演出です。ここまでセオリー通りだと完璧に台本があって、黒木さんはわざとテーマを無視した料理を作ったんじゃないかとさえ思っちゃいます。

ネットでは、広告代理店関係者のソースと称して「黒木さんは三連敗することが決まっている」とさえ囁かれています。さすがに三連敗はないだろう、と思いましたが、大胆な構成作家ならやりかねない展開です。この展開を元に今後のストーリーを予想して見ます。

でも、黒木さんは仮にもアイアンシェフですから、連敗は許されないと思います。初回の敗戦でも食のプロである鉄人・道場六三郎と「月刊専門料理」編集長の柴田さんは黒木さんの勝ちにしています。悪役の結城女子と食の素人のゲスト二人がノミニーの勝利にしました。

更にノミニーには東北の復興という美談もついていましたから、黒木さんのプライドを傷つけない配慮がなされていたと感じます。この配慮は今後も続くと思います。負けさせるにしても僅差、あるいは負けても仕方ない相手(絶対に出ないでしょうが師匠とか兄弟子、陳鉄人の苦手とした女性とか)になると思います。

三連敗してさすがに後が無くなった黒木さんは、アイアンシェフの称号を掛けて鉄人の道場さんか中村さんに挑み、そして勝ちます。その後は、連戦連勝で最強のアイアンシェフになる、という筋書きです。

まあ、なんと陳腐なストーリーなんだと我ながら書いていて呆れますけど、道場さんが相手だったり、師匠の西さんが出てくれたら数字取れると思うなー。その後、ミシュラン三つ星の「かんだ」「小十」「龍吟」「幸村」「石かわ」「えさき」と連覇して行ったら面白いけど、三ツ星店は出てこないでしょう。負けるメリットないですから。

唯一三ツ星店で可能性のあるのはフレンチの「ロブション」だと思います。フレンチのアイアンシェフはロブションの弟子ですから、アイアンシェフ同士の対決があるのではないかと予想します。

第二回を見て、ざっとここまで展開を予想しました。テレビのバラエティ番組なのですから、プロレスと同じだと思えば腹も立ちません(プロレスファンの方ごめんなさい。怒らないでね)。どんな、面白いストーリーで楽しませてくれるのかを今後は注目したいと思います。
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