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日本酒やグルメ、ダイエット等、興味のあることを色々ご紹介します。

トスカーナからウンブリア州の州都ペルージャに移動しました。ペルージャには外国人大学があり、妻は20代の頃から短期留学を繰り返していて9月にも1か月間の短期集中講座に参加していました。その時にお世話になった大家のエヴァの家に泊まることにしました。

エヴァの家はチェントロにあります。ペルージャのメインストリート、コルソ・ヴァンヌッチから露地を一本入った裏手にあります。5階建てのアパートメントの3階でエレベーターは無いので階段を登って行きます。部屋は広いです。リビングだけでも50㎡(約30畳)くらいあります。その他に5部屋(各8畳くらい)あり、キッチンとバスルームが二つ。日本だったら、億ションと呼ばれるでしょう。

で、エヴァから「ピエモンテ行くけど一緒に行く?」とのお誘いを受け、ピエモンテ地方の小さな城塞都市ケラスコに向かいました。

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ペルージャから500km以上あります。東京から大阪に行くようなもので6時間くらい掛かります。途中、ボローニャを過ぎた辺りから雪になりました。上の地図の真ん中のレッジョ・エミリアの辺りでは本降りで周りは雪景色です。この辺は、パルマ産の生ハムで有名です。

予定よりも1時間以上遅れてケラスコに着きました。

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ケラスコって馴染みはありませんが、チョコレートとルマーカの街で有名らしいです。


ルマーカ?



イタリア語で カタツムリ のことです。イタリアでカタツムリとは初耳でしたが、意外と食べられているようです。カタツムリと言えばエスカルゴは馴染みありますが、これがバターとニンニクで調理されるのに対して、ルマーカはトマトソースで調理されます。より、素材の風味を味わえます。

ケラスコがカタツムリの街となったのは、ケラスコの商人がカタツムリ市場を仕切っていたためだそうです。なので、ケラスコではバス停にもカタツムリ。

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食堂もカタツムリ。

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コペルトもカタツムリ(分かりますか?)。

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肝心のカタツムリ料理ですが、これが絶品です。イタリアでルマーカを食べたらエスカルゴなんて、タダのニンニクのバター炒めです。

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ルマーケ(ルマーカの複数形)のトマト煮込み蕪を添えて。蕪の下にはルマーカがうじゃうじゃ。

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タヤリン(ピエモンテ地方のパスタ)のルマーカのラグーソース。

これらはセカンドで食べたのですが、ルマーカ以上に美味しかったのが、前菜の

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ファッソーナ牛のヴィッテロ・トンナート です。イタリア二大牛の一つファッソーナ牛のタルタルです。このリストランテではヴァルサミコのソースで頂きましたが、本当に美味しい。言葉を失うくらい、こんなにも美味しいものを食べたのは本当に久しぶりです。言葉の接ぎ穂を失う、という表現がありますが、本当に美味しいものを食べると寡黙になり、ひたすら食べ続けるのですね。

ここのレストランは、本当に美味しくてエヴァ達が食べていた


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ファッソーナ牛の燻製。

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イワシのマリネ。エヴァは、イワシが好きなのか食事の度にイワシのマリネを食べていましたw

そもそも、なんでケラスコに行ったかと言うと、ケラスコでカタツムリのエステを受けられるそうで、エヴァと夫のトンマーソがそのツアーに申し込んでいたんですね。カタツムリのエステって僕は初耳でしたが、日本でも女子の間で話題になっているらしく、アジアでは韓国が有名らしいです。生きたカタツムリが粘液を出しながら顔中を這いまわるそうで、想像しただけで気色悪いのですが人気があるそうです。

その、ツアーではカタツムリ農場の見学もあり僕らはツアー参加者ではなかったのですが、エヴァ達と一緒に行ってきました。

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冬場なのでカタツムリさん達は白いネットの下の土の中で寝ているそうです。カタツムリ、見られないじゃんっと門外漢の僕ら夫婦は思いましたが、ツアー参加者の皆さんは、

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ガイドの説明を熱心に聞いています。カタツムリに、ここまで情熱を注げるのは何故なんだ?ちなみに、このツアーにはオランダ、フランス、ドイツからも参加者がいたそうです。

カタツムリ恐るべし


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畑の端の方にカタツムリさんの殻が落ちていましたw

そうそう、先ほどの料理と一緒に飲んだワインは、僕の大好きな造り手マルケージ・ディ・グレジィのバルバレスコ ガイウン・マルチネンガ2009年。65€だったかな?

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ケラスコでも民泊しました。この家も広くてリビングは50畳くらいありそうで、リビングの両端に10畳くらいの部屋があります。ピエモンテ地方は、ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)の名産地でもあるので、部屋にはノッチョーラが山のようにありました。くるみ割りの要領で割って食べます。

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ベランダからは、アルプスの名峰モンテ・ヴィーゾが眺められます。

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中央のピラミッド型の山がモンヴィーゾです。この写真は、ケラスコの街外れのテラスから撮りましたが、部屋からも同じように見えました。

ケラスコには二泊して、別のオステリア(↑の方のカタツムリの看板の食堂)のランチも美味しかった。

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ここの食堂には日本人のファンがいるようで、その方が飲まれたワイン(上の段)が並んでいました。

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何でも、毎年来られるそうで。GAJAがお好きのようですが、ロベルト・ヴォエルッチオとかも飲まれています。ケラスコという馴染みのない街で、何となく入った食堂に日本人の常連さんがいたとは、本当に驚きました。店の人が言うには、数日後に予約が入っているそうで、出来たら会って見たかったですw

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ケラスコの街中のワインバーでボトルを頼んだら無料で付いてきたコペルト4人分。このレベルで無料とは、驚きの一品です。ワイン自体は安いモノでしたけど、夕食前に軽く飲むには十分美味しかった。

ピエモンテ地方には初めて行きましたけど、何度でも訪れたくなる所です。ケラスコはアクセスが難しくて近くの街ブラ(スローフード発祥の地として有名、美食の街だそうです)からバスが出ていますが、ブラまで行くのも大変です。今回は、エヴァ達に便乗して労せず(雪は参りましたが)行けてラッキーでした。

ペルージャに戻る前にケラスコから車で30分ほどのところにある バローロ村 に向かいました(次回に続く)。